シーズン17振り返り(2021年4月)

こんばんは、かよです。

先月もダブルバトルを中心にそこそこランクバトルで対戦してましたので、振り返りも兼ねて書いてみようと思います。

 

ちなみに先月の戦績は ↓ の画像のとおり5桁でした。ずっと勝率5割くらいで推移していたのが構築見直しながらだったからか最終日の朝に潜ったからか大きく負け越してしまいましたが、ポケモンジャパンチャンピオンシップス(PJCS)2021の予選もありましたので、記録も兼ねて書いてみます。

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シーズン17のルール

シリーズ8(2021年2月から4月まで)の3ヶ月間は伝説のポケモンを1体までパーティに入れることができるルールでした。
剣盾のザシアン、ザマゼンタ、ムゲンダイナのほか、追加コンテンツ「冠の雪原」に出てくるバドレックスおよびダイマックスアドベンチャーで捕まえることができる過去作の伝説ポケモンすべて入れることができます。
(ミュウなどの"幻のポケモン"は使えません)

8世代にもなると伝説ポケモンも過去作と合わせ30種類くらいいるようで、色々見れて楽しそうだな~と思っていたのですが、

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↑ぐらいのザシアンの印象でした(個人の感想です)実際には時期により変動があり、ダブルは最初はバドレックスやカイオーガが多かったり、シングルではムゲンダイナも割といたりしたようです。

 

シングルバトル

ひでちゃんさんの瞑想+鉄壁ネクロズマ、4ウェポンディアルガ、スカーフカイオーガのパーティをお借りして3ヶ月連続マスターボール級に。ネクロズマは環境にあまりいない型だったのか、ほとんど負けなしで上がることができました。

ちょうど2月に使った少し後くらいに食べのこしを持った耐久型伝説が積み技を使うと強いという話もみましたし(喰い断さんの動画→ )一般ポケモンでは太刀打ちできない強さになるのですごいですね。
ディアルガはかなり苦戦したのですが、ハピナスに対抗するためのりゅうのまいと物理技を積んだラプラスが採用されていたりと面白かったです。

(参考)ひでちゃんさんの記事
ネクロズマ (こちらのラプラスのところがエースバーンでした)
カイオーガ


ダブルバトル

2月はよくわからないので様子見をしていて、レンタルパーティを使って数戦してみたもののしっくりせず。とりあえずカイオーガとバドレックスの範囲攻撃を対策する必要がある、ということだけは分かりました。


3月はこちらのパーティでマスターボール級に。

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重力などの技を使ってグラードンだんがいのつるぎを必中にできないかな・・などと重力を使うポケモンを調べていたりしたら、どういう経緯だったか「ノーガード 一撃必殺」というワードが検索で出てきたので調べたところ、特性がノーガード(お互いに技が命中率・回避率に関係なく必ず命中する)のポケモンが一撃必殺技を使うと、通常は命中30%なのに必中になるとのこと。伝説戦において使えるのでは??

twitterで「ノーガード 構築」で検索すると先人の知恵が出てきたのですが、過去作ではじわれを覚えるランドロスぜったいれいどを使えるアローラキュウコンがなりきりという技で特性を変えることができた模様。しかし今作では使えなくなっており、他になりきりやスキルスワップを覚えるポケモンを調べたのですが、一撃必殺技を使えるポケモンが1匹もおらず念入りなバランス調整を感じました。時代を間違えたかも・・・。
しかし、やはり一度は使ってみたかったので、お試しで組んだのがこちら。

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殺意溢れる構築ができました。
スキルスワップ要員にはねこだましやあくびを使えるニャオニクスを、ノーガード要員にはワイドガードカイオーガやバドレックスの範囲攻撃を防げるニダンギルを採用しました。

見た目は結構好きなのですが、使ってみたところランドロスはそれほど耐久力がなく、スキルスワップ後に即死技をあまり撃てないことと、キュレムは普通にふぶきを撃つだけで相手が2体倒れるくらいの火力があることが分かり、即死技はスイクンのみにした上のバージョンに変更しました。あとニャオニクストリックルームを覚えることもあり挑発を撃たれることが多かったのでメンタルハーブにしています。耐久振りだとタスキがなくても意外と耐えてくれました。ですが、それでもスキルスワップ×2が決まるのは4~5戦に1回程度といったところでした。ただ、古来より存在するらしい零度スイクンは美しいし、決まるととても楽しかったです。


なお、剣盾ではとくせいパッチという、夢特性に変更するアイテムが入手できるようになったので、スイクンねこだましを無効にできる特性せいしんりょくのほうがいいかなと思い、少し使ってみてから判断しようと思ったのですが、スイクンが凍ったままラスト1体になったときに、推定こだわりメガネのムゲンダイナがPP切れて悪あがき×4くらいで倒れていった試合の印象が強烈すぎて(その間8ターンくらいスイクンは凍ってました)特性プレッシャーのままにしておくことにしました。
ただ、キュレムの隣にスイクンは強いと思っていたのですが、ゴリランダーやレジエレキが思っていた以上に辛く、追い風を押したいときに動かせないことが多かったのが悩ましかったです。

 

ちなみに重力を使用したパーティについては、キヌガワさんがキョダイイオルブを使ったパーティの動画を上げてました(→)。こういうのをやりたかった・・・(パッチラゴンまで技が必中になっていてさすがという感じでした)

なお、相手の回避率を下げる「あまいかおり」という技を活用したパーティも喰い断さんの動画で紹介されていました(→)。重力パ自体が弱体化されてるんですね

4月

PJCS予選もあるということで、3月にも使っていたホワイトキュレムを入れたパーティを使おうと思いました。
シリーズ8のパーティの構築記事をたなかさんがまとめてくださっていましたが(まとめ記事→キュレムは記事が少なく、どこから手を付けたらいいのか分かりませんでした。

とりあえず、3月に使用したパーティはザシアンに全敗していたため、リザードンコータスを採用したやましょーさんのパーティ(f:id:howaitodo:20210504024159p:plainf:id:howaitodo:20200308185017p:plainf:id:howaitodo:20200409230401p:plainf:id:howaitodo:20210504024128p:plainf:id:howaitodo:20210504195246p:plainf:id:howaitodo:20200415210428p:plain)を見かけたため、同じ並びにしてみることに。(やましょーさんの動画→

キュレムコータスが辛いと思っていたのですが、キュレムは別にコータスきつくない、とおっしゃっていて考え方が変わりました。ただ、ダイマックスしないリザードンや非トリル下のコータスが上手く動かせず、マスターボール級まではいけたもののそのあとは連敗してしまいました。
他4体の使い勝手はよかったのでそこはそのままにして、いかく2体を採用したパーティにすることにしました。(海外の方が使っているパーティを見かけたことがあったため)

予選使用パーティ

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スタート地点の1500前後をいったりきたりして、42戦目にしてようやく1540まで行ったところで3連敗して22-23で終わりました。何度か予選に参加してますが、発売から一年以上経っているからか、ものすごくハードになっている印象があります。1戦もやっていない人よりも下というのはなかなか凹みましたが、予選抜けしたビ〇ラさんは20勝だけど私は22勝してるし、と言い聞かせることにしました。ちなみに45戦で物足りなくて、もう1つのロムでも10戦くらい潜ってました。こちらはあるくさんのキュワワー+弱点保険カイオーガ(記事→)を真似して作って使いましたが楽しかったです。(こちらは1500より少し上くらいでしたが、選出をキュワワーカイオーガで徹底したほうがよかったみたいです。構築者の方はあと一歩で予選抜けだったようで、パワーのある構築だったようです。)

一応使った構築のメモを。

〇ホワイトキュレム

能力補正:ひかえめ(A↓C↑)
特性 :ターボブレイズ
実数値 :225-x-111-214↑-141-129
努力値 :H196 B4 C36 D164 S108

伝説は耐久振りが強いと聞いていたのですが、調整先が分からなかったのでポケ徹さんに投稿されていた調整(→)をそのまま採用しました。世の中にはCS振りのキュレムしか見かけず、理由が分からないままずっともやもやしていました。のちにてだすけエルフーンを採用した時に、てだすけダイバーンでメタグロスを倒しそびれて負けた試合が1度あったくらいで、それ以外で火力不足感は特に感じませんでした(気づいてないだけかもしれませんが)

素早さもどのみちウーラオスは抜けないしグラードンディアルガは耐久振りが多かったし、ロトムあたりが抜けているのでいいかなという感じでしたが、準速ならフシギバナや準速ランドロス(霊獣)が抜けるのでそのあたり意識なのでしょうか。
特防ではなく防御を上げれば、ようきウーラオスインファイトを耐えるようなのでそのほうがよかったかもしれませんが(ウーラオス相手に守るを押してワンパンされるのをランクで2回ほどやらかしました)ハチマキも結構いるし削れたあとに後発から出てくることも多いので、ダイアースの特防上昇の恩恵が大きいかなと思いました。あとほのお技の方が使い勝手がいいと思いドラゴン技を切りましたが、これも正解が分かりませんでした。

 

エルフーン
能力補正:おくびょう(A↓S↑)
特性 :いたずらごころ
実数値 :159-x-105-106-95-185↑
努力値 :H188 C68 S252

追い風要員。初手でエルフーンが対面することが多いので最速に。(それでもランクだと初手挑発を撃ってくる人が割といるので怖かったです(大体負ける))
悪ウーラオスマジカルシャインでワンパンできるくらいまで特攻を伸ばしているのが使い勝手がよかった。タスキはウーラオスに持たせたので残りはHPに振りました。他に特に持たせたいアイテムがなかったので火力増強アイテムに。

てだすけとまもるはどちらを採用するか悩みましたが、ねこだまし持ちが多いのでまもるに。

アンコールは、上のキヌガワさんの動画を見て、ザシアンが守るをしたところにアンコールをする動きが強いと思い採用。ガオガエンを出すとねこだまし対策にほぼ間違いなく守るを押してくれるので、そのタイミングでエルフーンを出す(守る)ことでザシアンを置きものにすることができました。アンコールエルフーンはたまに流行るようなのですが、この環境にはあまりいなかったので、剣舞グラードンなどにも刺さってました。
本当はトリックルームを撃たれたときの返しにも使えるかと思っていたのですが、トリックルームを撃ったあとにダイマックスしてくる伝説ポケモンには使えなかったり(ダイマックスされると効かない)、交換やサイドチェンジで対応されることもあり、トリル対策としてはいまいちでした。
ちゃんと挑発持ちは入れておいた方がよいと思いました。

〇レジエレキ おくびょうHS
〇ウーラオス(悪) ようきAS
このあたりも環境に多いので最速にしました。シンプルに強い。

ガオガエン
能力補正:わんぱく(B↑C↓)
特性 :いかく
実数値 :201-135-154↑-x-110-84
努力値 :H244 B236 S28
伝説戦のガオガエンの素早さは84がいいと聞いたので(→)84にして、残りは耐久に振りました。
特防に振ったほうがいいのか悩みましたが、キュレムを特防に厚くしたのでこちらは物理型と戦えるよう防御に振りました。
先月気づいたのですが、いままで使ってたガオガエンの性格が全部ずぶといになってたんですよね・・・。そんなに使ってはなかったけど、フレアドライブの火力が落ちていたようです。

ランドロス
能力補正:いじっぱり(A↑C↓)
特性 :いかく
実数値 :188-198↑-110-x-103-134
努力値 :H190 A116 D20 S182
以前チョッキを着せていたのの使いまわし。おにびやねむりごなが飛んでくることが多いので持ち物はラムのみにしました。


反省点

・オーロンゲが多かった(壁貼りはそこそこいそうと思ったけど、だいたい電磁波かこわいかおを持っていてキュレムに撃ってきた)(8回出てきて3-5)
ブラッキーがきつかった。ウーラオスを出せば大丈夫と思っていたが、隣のオーロンゲのソウルクラッシュがものすごく痛かった。
カプ・レヒレが思っていたよりも多く、きつかった。めいそうで詰むこともあった。
エルフーンいたずらごころをトレースしてかいでんぱを撃ってくるポリゴン2もいて、キュレムダイマターンが枯らされてしまうことがあった。

と、環境の把握ができてなかったです。また、ウーラオスも悪タイプが大半だろうと思っていたのですが、悪技の通りが悪いので水で採用する人も増えていたというような話もあり、予選抜けした人の構築記事や動画を見てると1歩先、2歩先まで対策してある構築ばかりでした。

なお、肝心のザシアンには、アンコールで何とかなった試合もありましたが、残数削りきれず交換で対処されてしまうなど立ち回りでカバーされてしまうこともありました。また、いかく2匹でぐるぐるしようにも、3回いかくを入れたザシアンに急所引かれて負けたり、よく一緒のパーティにいるラプラスにまとめて倒されたりするので出しづらく、また、隙をみてザシアンにみがわりを撃たれてしまうこともあり、立ち回りが難しかったです。(対ザシアンは9回当たって4-5)

その後は挑発持ちのカプ・テテフねこだまし持ちのゴリランダーを入れてオーロンゲやブラッキーラプラス、ポリゴン2あたりに動きやすいようにしたり、てだすけエルフーンを試したりしてランクに潜ってましたが、バドレックスにキュレム以外がまとめて薙ぎ払われ、あちらを立てればこちらが立たず、の状態に。

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最後にウルガモスも試してみて、ザシアンやウーラオスアクアジェット起動のセキタンザンのような味方殴り弱点保険やギミックパーティを相手に気にせずに動けるようになったのはよかったですが、耐久が心もとなく使いこなすのはやはり難しそうでした。

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という感じで、結果は残念でしたが、最終日まで潜るくらいは楽しかったです。予選抜けた方の構築記事や動画を見てたらオーロンゲ+ウルガモスキュレムのような並びがあったり、珠レジエレキがダイマックスしてザシアンを倒す構築などもあったようで、私の知らないパーティもまだまだあったようです。また、私と同じく剣盾から始めたはずの方がレシラムを使って見事予選抜けしていたりして、とてもまぶしいのですが、まだしばらくは楽しめそうなのでまた懲りずに潜ってみようと思います。

長文でしたが、ここまで読んでくださった方もありがとうございました。




 

シーズン14振り返り(2021年1月)

こんばんは、かよです。
しばらくはダブルをマスターにあげるくらいしかやっていなかったのですが、先月は久々にパーティ作って潜ってて楽しかったので、何か書いてみようと思います。

 

(ちなみに先月の戦績は↓くらいです。上手い方には参考になるようなものはないかもしれませんが、考えの整理にもなると思うので、色々書いてます(長いです))

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シーズン14のルール

追加コンテンツ「冠の雪原」のポケモンが加わり、準伝説、ウルトラビーストなどが使えるようになったルール(シリーズ7)でした。シーズン12,13(11月、12月)と同じルールで、3ヶ月連続で同じルールというのは剣盾では初でした(それまでは2ヶ月ごとにルールが変わってました)

 

シングルバトル

マスターに上げれたらいいなくらいでたまにレンタルパーティ借りてやってますが、ここ数ヶ月はスーパーボール級どまりでした。先月はひでちゃんさんの使ってたミストシードガブリアスとこうこうのしっぽトリックのカプ・レヒレ、てっぺきめいそうカプ・テテフのパーティが面白そうだったので、同じパーティを組んで潜ったところ、久々にマスターボール級に上げれました。(構築記事も出てました→【S14使用】LeleFini+Garchomp そのときは、テッカグヤのところはテラキオンでした)

ハイパーボール級でかなり苦戦してたのですが、努力値配分が分からず適当に組んでいたのが原因だったようで、アドバイスもらってガブリアスをAS→HSにしてカプ・レヒレの特防を伸ばしたらサンダーに安定するようになり、マスターにのせれました。ガブリアス、よくフライゴンとの対比で強いと言われてたけど、初めて使ってみてとても強かったです。めいそうテテフのドレインキッスも面白かった。レヒレ・テテフとかわいいのに強いのもいいですね(サンムーンのストーリーも進めようと思いました)。同じ並び・技構成だけ真似すればいいというわけでもないというのも学びでした。やはり自分で作ってみると意識するようになるので、大事ですね。

 

ダブルバトル

11月は月末にバルドルさんのガラルファイヤー+キュワワーのパーティ(動画→)をお借りしてマスターランクに。
バルドルさんは配信で様々なパーティを使ってますがどれも面白く、動画の概要欄にやりたいことやシナジーなどが丁寧に書いてあるのでとても参考になります。
12月は、11月に最終2桁だったミササギさんのエースバーン+チェリムのパーティ(→)でマスターに。火力が1.5倍のエースバーンと、ソーラーブレードを振り回すチェリムの火力がすごくて、とても楽しかったです。
チョッキ+フラワーギフトで特防の上がったレジロックの固さにも驚きました。(特攻が2段階あがったフシギバナのキョダイベンタツを耐えてました)レンタルパーティ用に証(二つ名)をつけるために図鑑埋めたり過去作のコンテスト?をやったりしていたのもすごかったです。

1月はマスターに上げるまでにいくつか使いましたが、主に使ってたのはカツヲさんのコーチングレジドラゴのパーティ(喰い断さんの動画で紹介されてました→)でした。ダイサンダーでカプ・レヒレを倒す動きは読まれにくく、楽しかったです。ただ、レジドラゴ自体はかなり警戒されているようで、動かしずらいこともありました。

 

1月はダブルバトルの公式大会(Global Challenge 2021 Winter)もあり、公式大会はレンタルパーティが使えないためパーティを自分で用意する必要があるので、せっかくなのでずっと使いたかったアマージョのパーティを組んでみようと思いました。

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もうポケモンやらないから、という方から、7世代産の色違いポケモンを譲っていただきました。アマカジ(右下)がとてもかわいい。別ゲームでよく対戦してた方で、やりこみ具合や洗練された動きがすごいなと思っていたのですが、ポケモンは一時期15ロム使ってたそうです・・・15ロム??ちなみに配信限定ビビヨン等もいただいて(こつこつGTSで集めて18種で手詰まりになっていたビビヨンがついに20種揃いました)感謝です。

 

アマージョについて

・特性じょおうのいげんにより、相手が撃ってくる先制技を無効化することができる

・攻撃が高く(種族値120。攻撃に特化した場合の実数値189 ←ドラパルトと同じ)、ダイナックルで火力を伸ばせる

 

マスターまで上げたときに、なんだかゴリランダーが増えている気がしたのと、ねこだまし持ちがほぼパーティにいるのと、いたずらごころトリック(すりかえ)や嘘泣きをするオーロンゲ・エルフーンが結構いたので、この特性が強そうと感じました。

アマージョといえば、昨年、ポケモン対戦始めて1ヶ月半くらいのときに、2万位くらいからレンタルのアマージョパーティをお借りしたら1日で17勝して2000位くらいまでに上がるくらい強かったので、とても印象に残っています)

 

また、鎧の孤島の教え技を習得できるようになったため、ダイソウゲンを撃って、ダイマックス後に火力があがった状態でグラススライダーで先制攻撃する動きや、アマージョをみて出てくる飛行タイプをダイアイス(威力140)で倒す動きが強そうだと思ったため、アマージョダイマックスエースとして運用するパーティを作ってみることにしました。

  

使用パーティ

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エースバーン

能力補正:ようき(C↓S↑)
特性 :リベロ
実数値 :155-168-95-x-96-188↑
努力値 :A252 D4 S252

攻撃が上がったアマージョはとても強いので、コーチングで攻撃と防御を上げる動きが強そうと思い、採用しました。エースバーンにしたのは、アマージョでは倒しづらいはがねタイプや、弱点をつかれるこおりタイプに強く出れるのと、ちょうはつでトリックルームなどを止めにいけるのが強いと思ったためです。持ち物は2回行動できるきあいのタスキ。隣のダイナックルで攻撃が上がると、H振りのブリザポスくらいなら1撃で倒せる(ダイマックス時に5割くらい入る)のでとても頼もしかったです。

レジエレキ

能力補正:おくびょう(A↓S↑)
特性 :トランジスタ
実数値 :187-x-71-120-70-277↑
努力値 :H252 D4 S252

素早さ種族値200という圧倒的な速さから、ねこだましや先制技持ち(ゴリランダー等)を誘いやすく、アマージョの苦手な飛行タイプを処理できることから採用しました。サポート用に壁を採用しましたが、H振りのため壁をはると2回行動できることが多く、初手だと邪魔なことも多かったので、裏から出すことも多かったです。喰い断さんが初心者はとりあえずレジエレキいれといたほうがいい、技は10まんボルト、エレキネットと言っていたのがよく分かる強さでした。

アマージョ

能力補正:いじっぱり(A↑C↓)
特性 :じょおうのいげん
実数値 :179-159↑-145-x-118-92
努力値 :H252 A40 B216

耐久にがっつり振っているため、ダイマックス時にブリザポスの珠ダイアイスを耐えることができます。コーチングで防御を上げると、弱点保険持ちのブリザポスとも撃ち合えるため、思っていたよりもずっと強かったです。潜っていたら同じようにダイマックスするアマージョとも当たったのですが、ダイジェットを採用していて強かったので(負けた)、隣次第では採用してもいいかもしれません。(ダイナックル後のグラススライダーもとても強かったのですが、珠ダメージで1回くらいしか打てなかったり、裏からでてくるカプ・レヒレにフィールド上書きされたりするのがつらかったです)

ただ、防御に厚くした分、ファイヤーなどの特殊アタッカーの相手は壁をはってもきつかったです。

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ランドロス

能力補正:いじっぱり(A↑C↓)
特性 :いかく
実数値 :188-198↑-110-x-103-134
努力値 :H190 A116 D20 S182 ※最初ASでしたが、耐久振っていったらこうなりました(調整意図は不明)

 威嚇枠。最初は持ち物をこだわりハチマキにしていましたが、大会では負け越してしまい、その後ランクバトルでも5桁に落ちて抜け出せなかったので困ってツイートしたところ、「ランドロスはチョッキのほうがいいのでは」とのアドバイスをけいまっとさんからいただいたので変更しました。

最初は使い方がよく分かっておらず、順位も下がっていったのですが、ガラルファイヤー・サンダーなどのダイジェット使いや、ヒードランフシギバナなどのアマージョが苦手な相手にランドロスダイマックスを切ることで安定するようになってきました。技も最初はとんぼがえりにしていましたが、ダイマックスすることが多かったのでそらをとぶ(ダイジェット用)にしたところ、終盤の詰めやダイマックスのターン枯らしにも活躍してました。

ヒードラン

能力補正:ひかえめ(A↓C↑)
特性 :もらいび
実数値 :198-x-126-200↑-126-98
努力値 :H252 C252 S4

裏エース枠。のはずでしたが、ランドロスをチョッキにしたことでその座を奪われたため、ランドロスに飛んでくるこおり技を受ける役になってました。(ブリザポスとかフシギバナコータスなどに強いと思って採用していたのですが、地面技が本当にきつい・・)晴れ下で熱風を撃っているときはとても強かったですが、1度かいでんぱされたときは置きものでした。準伝説ということもあり強いのですが、なかなか扱いづらいポケモンでした。(トリル下である程度戦えて、特殊アタッカー(いかくで弱体化しない)で、アマージョが苦手な相手に強いポケモンでピッタリだと思ったのですが、しっくりこないので、パーティを作るのはとても難しいと思いました)

メレシー

能力補正:のんき(B↑S↓)
特性 :がんじょう
実数値 :157-x-188↑-102-170-55 ※最遅が用意できなかったので微妙なSになってます
努力値 :H252 B4 C252

トリル枠。アマージョは素早さが72(実数値92)と微妙なラインであり、おいかぜやダイジェットを撃たれるとレジエレキやエースバーンもほとんど行動できなくなってしまうため、対抗するためにトリックルームの採用が必要だと思いました。きあいのタスキはエースバーンに持たせているため、耐久の高いポリゴン2にしようかと思いましたが、ちょうどTLでポケモン徹底攻略さんに投稿されていた、パワフルハーブメレシーを採用したパーティを見かけたので、採用しました(影響受けやすい ちなみにこのパーティです→

メレシーは特性がんじょうにより1撃で倒されることがないのと、トリックルームが読まれにくいこと(しかも火力がなさそうだからか、集中砲火受けず放置されやすい)ため、トリックルームが通りやすかったです(エルフーントルネロスが出てきた場合は、裏からアマージョを投げていたずらごころ+ちょうはつを阻止することもありました)。トリル後にパワフルハーブ+メテオビームで相手のダイジェットエースをかなり削ることができるため、このパーティとかみ合っていると思いました。

最初はサイドチェンジを採用していましたが、攻撃しているほうが強かったのと、ヒードランと並べるとじしん(範囲攻撃)に巻き込まれることが多かったので、詰めに使えそうなめいそうにしました。が、ほとんど使わなかったので、ムーンフォースやパワージェムでもいいかもしれません(個人的にはまもるを気にせずに撃てるのでマジカルシャインを雑に撃ってました)

 

 記録ツール

最近知ったのですが、ぽけっとふぁんくしょんさんには、ログインすると自分と相手の選出したポケモン記録出来て、集計してくれる機能があるようです。アイコンつきで見れて分かりやすいですね。

ダブルは途中、55-65くらいまで負け越してしまって2万位くらいまで落ちてたのもあるのですが、最後30戦くらいは選出記録するようにしたら試合展開をかなり意識するようになったので、勝率がよくなってました。(構築を見直すのも大事だと思うのですが、自分の構築が強いと思うなら信じるのも大事、という話も見かけたのでもう少し頑張ってみようと思い潜ってました。)最終日に6200位まで上げれたので、もう少しいけそうな感じはしましたし、心を強く持つのも大切だなと思いました。(ただ1000位台の人は当たったけど強かったので、それより上はちょっと厳しそうでした)

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 基本選出はレジエレキ+ランドロスから入るか、アマージョ+エースバーンから入るのがほとんどだったと思っていたのですが、記録取ってから1度もやってませんね・・・。いかに普段意識していないかが分かりますね。(自分のパーティの選出が説明できないのはどうなんだろう)

メレシーを出した試合の勝率がいいので、活躍できていたのはよかったなと思います。

 

きつかった点

・ダブル威嚇

 ガオガエンランドロスでくるくる交換されるのが本当につらかったです。これをなんとかしないと上位に行くのは厳しそうだなと思いました

・雨滅び

 オプーナさんのパーティ(参考リンク:【S13ダブル最終2位】雨滅びパ(催眠術を添えて)│リバティノート)のような雨パーティへの対処は結局分からずじまいでした。5桁帯では30戦で1回くらいと、ほとんどいませんでしたが、上位にいくなら対応できるようにする必要があると思いました。

ランドロスへのさいみんじゅつ、ねむりごな、鬼火

 ランドロスダイマックスするようになって気づいたのですが、浮いてることもあり(ミストフィールドの恩恵をうけれない)やたらと状態異常技が飛んできました。

 あと、こおりが4倍弱点でこおり技を受けやすいので、しょっちゅう凍ります。

こういう、小さな絶望の積み重ねが人を大人にするのかもしれませんが、とつげきチョッキだとまもるが使えないため、受けても問題ない立ち回りができるようになりたいなと思いました。

 

振り返り

やはり自分でパーティつくると学びが多いなと思いました。パーティつくるだけで1週間くらいかかってしまうので、レンタルでいいのではと思ってしまうのですが、配分など意識するようになるし、並びを変えずに調整や持ち物を変えるだけでもなんとかなる場合があるというのが分かったのはよかったです。ただ、まだ自分で気づくのが難しいので、そのあたりが難しいところですね。

2月からはまた環境が変わってしまい、すでに出遅れている感じもしますが、結構レンタルも出ているようですし、強くなるには潜って潜って潜れ、という話もあったので、また面白そうなパーティー見つけたら潜ってみたいなと思います。

 

 

 

ダブルバトル振り返り(4月)

こんばんは、かよです。

先月(4月)もダブルバトルを中心にポケモンやってましたので、振り返りも兼ねて、記事を書いてみました。
環境としてはシーズン4(3月)から使用できるポケモンは変わっておらず、それほど大きな変化はなかったように思いますが、
公式オンライン大会INC Aprilがあったりもしましたので、気になったパーティなどまとめてみました。

また、最後1週間くらいはパーティを作ってランクバトルにも潜ってましたので(結局5桁順位で終わりましたが)その振り返りとかも書いてます。長いですが、何か参考になるものがあれば幸いです。

INC April関連記事等

4月10日~12日にかけて行われた公式オンライン大会。
リバティノートさんで上位者のパーティやレートなどをまとめてくださってます。

【INC April】マスターカテゴリ上位リストまとめ | リバティノート

 

■セキタンザン入りパーティ
2月のINCのときはキョダイマックスは解禁されておらず、今回上位入賞の方が多くみられたのが気になってましたが、
1位のWolfeさん以外のパーティでは基本選出に含まれておらず、リザードンの対策等に採用されていたようです。

 

・Wolfeさんのパーティ紹介記事
【INC April 最終レート1851】壁ドラパルト+セキタンザン | リバティノート

 

・ぷりずむさんの構築記事
【INC April 最終レート1839】天地魔闘スタンver2020【ダブルS5最終2位】

後発コータスフシギバナのパーティ。一緒に考察、使用されたげべぼさんはシーズン5(s5)のランクバトル最終2位とのこと。

げべぼさんがこのパーティを使用されている動画もあって、動きがイメージしやすくてとても助かります。
(動画)https://www.youtube.com/watch?v=NuNjYSMPmo4&feature=youtu.be

げべぼさんのコメント(→)も見ましたが、天地魔闘スタンは世界大会で使用されてた構築からきてるのですね(名前が最強ですね)

 

・シャンディさん、りんさん、らきさんの記事
シャンディさん

【INC April 最終レート1839】アシレーヌナットレイ+襷セキタンザン | リバティノート

りんさん
INC A 使用構築(最高最終1845・9位) 偽装ドラパセキタンザン~殺戮の歌姫グッドスタッフ - 永遠の安らぎ

らきさん(補足記事)
【VGC2020】ドラパセキタンザン~偽りの蛇姫グッドスタッフ【INCApril1849・2位】

アシレーヌセキタンザンの選出誘導の話はキヌガワさんも提唱していましたが、実際このようにパーティに取り入れて結果を出している方がいるのは興味深いなと思いました。上位にこれだけトリル構築があるのも驚きましたが、セキタンザンの圧力故でしょうか。
2月のときよりも複数人で考察されているパーティが多く見受けられるのも面白いですね。

 

ダイマックスドラパルトのパーティ

・ひろきんぐさん、grandさんの記事

ひろきんぐさん

【INC April 最終レート1838】Dドラパルト+ハチマキバンギラス軸ビートダウン | リバティノート

grandさん

[INCApril 使用構築]ドラパナットスイッチwithこだわりミロバンギ - grandのブログ

先発ドラパルトとこだわりはちまきバンギラスやこだわりメガネミロカロスで荒らして後発のトリルミミッキュナットレイで詰めるパーティとのこと。
記事にも記載のあるじーんさんの配信(→)も見ていましたが、パワーのあるポケモンを採用した、強い動きができるパーティだなと感じました。


cobaltさんの記事

【s5 剣盾ダブル】ドラパピッピ(瞬間1位 INC最終1836) - トゲデマルはツヨイ。

ドラパルト+ピッピのパーティ。もとは「害悪ポケモンであるフシギバナ」の対策にマタドガスを入れてぶんまわしてたというのも面白いですね(フシギバナを流行らせた方がいたような・・・)

 

■天候パ

・とり。さんのパーティ

【ポケモン剣盾】INC April. R1848 35-8 天気の子スタン

リザバナコータスにすなおこしバンギラスの入ったパーティ。
とり。さんも動画をあげててくださってましたが、うえすとさんの限界霞パ(→
とのレート1800帯での対戦動画が、すごく面白かったのです。
(でもこのレートでこんな試合は怖すぎてできないな・・・と思ってしまいました。ポケモン対戦はメンタルも大事かもしれないですね。)

※とり。さん動画(vsうえすとさん)
https://twitter.com/cantfly_ss/status/1251063524345798657

 

とり。さんの天気の子スタンを参考にされて、シーズン5(s5)最終2桁の方もいたようですね。

おこぜさん(最終88位)のパーティ

【剣盾S5】コータスバナ晴れビート【最高45位/最終88位】 - おこたんおこだよ!

sigさん(最終35位)のパーティ

https://twitter.com/sig_pk/status/1256007961593311239

↑そういえばシーズン終盤に、先制の爪コータスの被害情報が多く出てましたね・・。

また最近ではVictoryRoadという海外の大会で5月にベスト4だった方もこちらの構築を参考にされたようで、強い並びであることがうかがえます
https://twitter.com/nicky030526/status/1258682904495849473

ポケモン始めてから、ブラウザの翻訳機能ってものすごく偉大だなと思うようになりました)

 

・ちゃんなーさんのパーティ
【ポケモン剣盾ダブル】シングル逃避ゴクエンパ【s4最終73位/INC April最終レート1840】

ヤミラミリザードンのパーティ。シーズン2のふるほわさんのパーティを参考にされたとのことです。
最近、過去に結果出してるパーティと同じ並び使いました。といったのを割と見かける気がするので、強い並びはやはり強いんだなと再認識することが多いですね。
とはいえ、よく知れ渡ってるパーティで勝ち上がるには実力がいると思いますし、環境の変化とかきつい相手ににあわせてどう対応したのかがみえるのでとても参考になってます。


■だびでさんのパーティ

後発ダイマギャラドリュ【S4最終26位/INC April最終レート1845(10位)】

INC Februaryのおのさんのパーティと同じ並びとのこと。
このパーティが公開された直後は壁オーロンゲがとても増え、メロメロにランクで初めて遭遇しました。
メロメロ状態になると、ウインディの隣のポケモンも殴れないんですね。50%は微妙な数値かと思ったのですが、特にダイマックスが1ターン無駄になるのは大きいし、マヒと重ね掛けできるらしいので、強いのかもしれません
(なお、だびでさん自身はメロメロは2回しか使ってないそうです。でもこのパーティレンタルしたらやっぱり使ってみたくなりますよね)

 

エルフーンを採用
Suicaさんの記事

エルフミトムビート - Suica

・いえさんの記事

INC April 31-4(最終最高1847) 6位 - ie-pokemonの日記

 

ほかにもリバティノートさんにたくさんの記事が掲載されてますので(バンドリドラパキッスも工夫が凝らしてあったり)、探してみるとまだまだ面白い記事がみつかるかもしれません。

また、昨今の情勢(コロナ)から、2020年の全国大会、世界大会は残念ながら中止となってしまいましたが、

リバティノートさん主催で、INC上位の日本人選手計100名を集めた大会を開催するとの話もありましたし、5月のINCも開催されるようなので(5/22~24)、まだまだいろんな構築がみれそうですね。
https://twitter.com/_Liberty_Note/status/1254342064549945344

 

ランクバトル(ダブル)シーズン5(s5)の上位パーティなど

上位30位までのパーティについては、リバティノートさんがまとめてくださってます。

【ダブル】シーズン5最終順位トップ30まとめ | リバティノート


・てるるんさん
【VGC2020】ドキドキ☆パンチラギャラドス!【最高3位 / 最終25位】 - 狐桜の花贈り

INCではキヌガワさんパーティを参考にされたパーティを使用していたようなのですが、ランクではパッチラゴンパーティを使用していたようです。

命中不安定技を多く採用しているというのも面白いですし(楽しそう)「全て命中100だと思って立ち回りましょう」が素敵だと思いました

 

・Sejunさん

[シーズン5最高1位】フワライド - ミロカロスパーティーレポート
([출처] [시즌5 최고 1위] 둥실라이드-밀로틱 파티 리포트|작성자 뭥미)
フワライド入りのパーティで最高1位とのこと。強すぎる・・・。

唯一の飛行タイプの特殊技ということでかぜおこしが採用されています。特性かるわざにより弱点保険発動でスピードも2倍になるので楽しそうですね。

 

・四季卿さん 
(動画&パーティ)https://twitter.com/Gardevoir_3710/status/1259777710898819072
サーナイト+弱点保険ドラパルトで最終73位のパーティ。サーナイトはほとんど対戦で見たことがないのですが、サーナイト入りで3度目の2桁順位とのことですごい・・


・イアルさん
【s5ダブル最終日最高4位】ガラルの守り神サンダース【最終107位】
サンダースがエースの雨パーティで最終日に4位までいったとのこと。
てるるんさん主催の大会(→)でも2位だったようです。
(※5/16に行われてた日独交流戦でも、バルドルさんがこちらのパーティを参考にしたパーティを使用されていたようです→

 

 

このあたりからは喰い断さんの動画で使われたりしていたパーティが多いかと思います

(動きの参考になるかと思うのでURLも貼らさせていただきました)

 

・ひいらぎさん
セキタンザンパーティ(パーティ&解説動画

この指要員を2体採用した、後発ダイマックスのセキタンザンパーティ。
後発ダイマックスセキタンザンも強そうですし、これを見た喰い断さんの、トリルターンの枯らし方についてのコメントも、すごく参考になります。(→

 

・クロさん

エルフーンラプラスのパーティ(記事動画

ポケモン対戦始めて3ヶ月で最終2桁達成とのこと。すごい。ニンフィアが耐久振りで、調整聞かれたりもしてたので、少し珍しいのかもしれません。

余談ですが、クロさんのパーティの変遷などをtwitterで見ていたのですが、何か思いついたらその日とか次の日にはどんどん試してるしフレンド戦などもたくさんやっているようだったので行動力がとにかくすごいなと思ってました。急にジジーロン出てきたときもびっくりした覚えがあります。その行動力あってこそですね。

さらに余談ですが、周りも、2桁チャレンジで負けてしまったときとか、2桁から4桁くらいに落ちてしまったときなどメンタル面でのフォローが手厚くて(一度2桁のってるんだから大丈夫、とかそのときの構築をもう1度握れば順位戻せますよ、とか)喰い断さん教室の初心者にやさしいってのはこういうところも含めてなんだな・・・などと思ったり。構築のアドバイスできる人はいても、メンタル面までフォローできる方はなかなかいないですからね。色々考えさせることが多かったです。

 

・もぐらたんけんたいさん

キョダイカジリガメ雨砂パーティ(パーティ動画

もぐらたんけんたいさんはエルフーン+ジュラルドンのパーティ(構築記事 動画)でINCレート1808という好成績を出されたとのことですが、ランクs5で132位だったという雨砂パーティが注目を集めてました。


今月からミササギさんがよく配信で使用されていて、そこに構築者さん自らアドバイスしていたのを見ていたので、すごく参考になりましたし、それをもとにミササギさんがパーティを変えながら使ってるのを見て、こうやってパーティ調整してくんだなぁとものすごく勉強になってます。今はバンギラスが入った形になったりしているようで、上のイアルさんのパーティもあって雨パも今後流行ってくるかもしれませんね。

 

・とりしさん

アタッカーゴチルゼルパーティ動画

以前アタッカーエルフーンという動画もあった気がしますが、ゴチルゼルがアタッカーというのもなかなか面白そう。

この構築の診断動画で、「ゴチルゼルの技がダイアーク(あくのはどう)じゃなくてダイホロウ(シャドーボール)なのはなぜ?」って話になって、構築者さんが「ギガイアスの爆発前にダイホロウしておくため」「面白すぎて爆発から抜けれなかった」と回答してたところが個人的にツボだったのですが、爆発前提なのが2桁順位に行けない理由だという診断結果になってて衝撃でした(残数削る行為がディスアドバンテージにつながるとのこと。)この回は面白い構築多くてすごく楽しかったですね。

 

・ みにがっささん

 手助けドサイドンパーティ動画

みにがっささん自身が「発明だと思う」とおっしゃってた手助けドサイドン。実は4月末にランクに潜ったときに手助けサイドンを使う海外の方に当たったので、すでに流行ってる!?とも思ったのですが、本当の怖さは持ち物のしろいハーブの方にあったようです(→)。配信もたまにされてましたが、対戦相手の方が色々とトラウマになりそうな感じでした。もともとはフシギバナのところがチェリムだったので、チェリムが出せないところでも、といった過程で生まれたみたいですね(→)流行りそう。

 

チェリムパーティ

4月のINCではミササギさん、秋桜さん、ユーさんがキュウコンチェリムパーティでレート1700越え、
ランク(s5)ではセキタンザンを採用したチェリムパーティでユーさん、アジサイさんが最終2桁順位と活躍を見せていました。

・ミササギさんのキュウチェリ(記事動画

 フシギバナ対策のラムパルドを採用してるとか考え方が好きで配信もよく見てました。ASアーマーガアの火力もすごい
(パーティのレンタルは今はこっちのコードのようです→0000 0003 N7NY 98)
秋桜さんのキュウチェリ(記事動画
 ネンドールは結局こちらのパーティからは抜けたようなのですが、ちゃっかりネンドール主役回を飾っていたようです。記事がすごく見やすい。
・ユーさんのチェリム記事)動画も近々アップされるようです
 ソーラーブレードチェリムとイトケのみセキタンザンを採用したチェリムパーティ。ゴリラって10回以上出てくる記事もなかなかなさそう

アジサイさんのキュウチェリ(記事

 こちらもソーラーブレードチェリムとイトケのみセキタンザン。持ち物の「おはなのおこう」は少し珍しいなと思ったのですが、「きせきのタネよりかわいい」と書いてあっていいなと思いました。最近も配信されているようで、今はコータスチェリムになっているようです。

 

 

色々書いたのですが、今日上がってたビエラさんの動画でも色んなレンタルパーティを紹介してくださってましたので、どういうところが強いかなどが分かりやすいかと思います。(ビエラさんの視聴者は普段ダブルやらない方も結構いるようなので、こういう動画があるとダブルやってみる方もでてきそうですね)

【ポケモン ダブル始めたい人必見】レンタルパ探検隊!!【ポケモン剣盾 ダブルバトル】

 

トピック的なもの

・じーんさん、キヌガワさんの100勝RTA

お二人ともやり遂げてたので本当にすごかったし、負けたからって1日休んでまた100勝RTAやり始めたキヌガワさんにはびっくりしましたね。

直接対決で双方の配信が見れるのもすごく面白かったですし、ランクバトル上位の300戦分くらいの録画もとても貴重かと思います(上のセジュンさんや、げべぼさんのほか、普段配信されてないような上位のプレイヤーとの試合の様子も見ることができました)

 

ハイドロポンプを覚えたモグリューがレイドに登場!?

ダブル関係ないですが、公式の設定ミスで、本来なら覚えない水技を覚えたモグリューがレイドバトルに1日だけ登場していたようです(そんなことあるんですね)。ランクバトルには持ち込めなかったようですが、記念に捕まえた方もいるかも

 

s5使用構築

4月中旬あたりは色々使用してみようと思い、レンタルパーティを使ってました。

twitterポケモン版水見式(→)なるものがあるらしいと見たので試してみたところ、どうやら火力系(対面寄り)だったため(なんとなくそうだろうなとは思ってましたが)、それっぽいパーティを使ってみるのがよさそうだと思いました。

・カツヲさんのトゲトゲパーティ(動画
おさきにどうぞトゲチックと、ダイマックスするトゲキッスを積んだパーティ。
こだわりメガネ徹底光線ルカリオの火力は知ってしまうと戻れなくなりそうなくらい強かったです。


・叩きパーティ
高火力といえばやはり叩き。難しそうなので避けてましたが、一度くらいはやってみようと思って色々試してみました。

やまおさん(【ポケモン剣盾/叩き】ウインドラドータ(INC.F:レート1700)

PAMELAさん(ダイせいぎエルフウイン
醤油さん(【ランクバトルS4(ダブルバトル)】忠勇無双!エルレイド!
ルミノーさん(カエールさんの偽装パ

使ってみて・・・難しい!!
もちろん面白いところもたくさんあるのですが、さすがに叩きは全対戦相手から警戒されるため、上手く決まらないことが多く、きつかったです。

とはいえ、シャングリラさんはシーズン5でも最終2桁達成されているようですので、動きを洗練するとやはり強力なようです。
シャングリラさんパーティ(動画 s4の動画
この指とまれがみえるときの立ち回りについて、喰い断さんのRTAでスナイプされてた際の動き(→)が参考になりそうです。(これが叩きパ使いと対峙したときの圧力か・・となってました)

 

・経験値を稼ぐ

他にも色々試そうかと思ったのですが、どうやら同じ構築を握り続けて得られる経験値が重要らしいとTLを見ていて感じたため、同じ構築を使い続けてみようと思いました。

自分が4月に使ったINCのパーティ(前回記事参照)について、ドリュウズピッピをほぼ初手で投げることになり、パッチラゴンを立てるルートがあまりできなかったのをなんとかできないかなと思っていたため、苦手な晴れパーティ相手にも強く動けそうで、100戦くらい使っても飽きなさそうなパーティとしてこちらを使ってみようと思いました。

こげぱんさんパーティ(【inc April使用】ダイマウォーグルビートダウン

ウォーグルのダイホロウ+タスキバンギラスのダメ押し、後発ジュナイパーのふいうち、対トリルのルームサービスアシレーヌと色々面白そうで、使ってみて実際面白い。70戦くらい使ってました。しかし、ジュナイパーがワンパンされることも多く、基本選出が物理4体なのでアシレーヌも出したいな、となって選出が怪しい感じになったりと、悩ましい部分が多く、そういった部分の立ち回りを詰めていく必要がありそうだと思いました。が、タスキバンギラスもそこそこ読まれたりもしていて、この構築を使い続けるのも難しそうと思ったため、使ったウォーグルの動きを意識しつつ、自分でつくったパーティを使ってみることにしました。

・使用パーティ(最高5000位くらい大体5桁)

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前回の記事に書いた反省点で技や持ち物を見直し、ウインディウォーグルミロカロスアシレーヌにして少し火力に寄せた感じにしてみました。基本選出も、追い風やダイジェットができるウォーグル先発を基本として、裏にピッピ+ドリュウズを置くようにして試してみることに。

1先発のウォーグルダイマックスするルート(vsドラパルト、vs天候パ)

2後発のドリュウズダイマックスするルート(交換や守るでしのぐ)

を使い分けようとしてみたのですが、結論から言うと、2つの軸を立てる構築というのは難しそう、ということ。一応反省も込めて下の方に長々と書いてますが、

パッチラゴン+S操作をメインにするのであれば、以下のcoffeaさんのパーティが、

弱点保険ドリュウズでいくのであれば、QSさんのリザバナのような形がよさそうです。

 

coffeaさんのパッチラゴンパーティ

パッチラゴンとピッピf:id:howaitodo:20200415190429p:plainf:id:howaitodo:20200415190441p:plainf:id:howaitodo:20200409232624p:plainf:id:howaitodo:20200409230333p:plainf:id:howaitodo:20200308185017p:plainf:id:howaitodo:20200409230425p:plain

・最初にパッチラゴンとドラパルト+何かの2つを入れたのを試そうとして、「2つの軸があるとじゃんけんになりやすい」ことから、片方に絞ったこと

ギャラドスナットレイ入りをすでに試されていること(試してみたかった)

・最終的に他の方のアドバイスを受けて、エルフーンミロカロスを投入した形となっていること

・くまさんの記事(→)でみた「脱出ロンゲで壁を貼りながらトゲキッスでダイジェットをし、脱出先のとぐろミロカロスにバフをかける動き」に似た強い動き(脱出エルフーンであまえるをうって、脱出先のミロカロスにダイスチルのバフをかける)が自然に組み込まれていること

などが書かれており、私の5段階くらい先に進んでいて、これは1つの完成形だろうなと思いました。


QSさんのリザバナパーティ

https://twitter.com/QS__999/status/1256071106408022018

(参考:動画

f:id:howaitodo:20200415190441p:plainf:id:howaitodo:20200415210428p:plainf:id:howaitodo:20200409230425p:plainf:id:howaitodo:20200409230401p:plainf:id:howaitodo:20200121201039p:plainf:id:howaitodo:20200409232528p:plain) 

見た瞬間強そうだな、と思いました。

・ピッピの弱点である鋼タイプや、毒技を使うフシギバナを早めに処理できる(もしくは選出しづらい)構成にしたい

・水ロトムドリュウズで見ようとして型破りで採用すると、どうしてもSが足りずにつらいことが多く、砂かきにするならバンドリにしたいし、水ロトムに強いのも欲しい

 と感じていたため、リザコータスバナはそれにかなり近いと思いました。そちらがメインでもよいのも強そう。

 

ということで上のを使えばよさそうなのですが、一応、自分のパーティを使っていて感じたことなども残しておこうと思います。

反省点・問題点など

・裏のドリュウズダイマックスさせようとすると、何体か犠牲にすることになる

まもる追い風から入ってアシレーヌで削って~とか考えてたのですが、初手にやたら水ロトムがでてくるので(パッチラゴンと型破りドリュウズなので初手次第で大分相手が不利だと思ってたのですが、ウォーグルの圧力がそれだけすごかったのかもしれません)ウォーグル+パッチラゴンで出すことが多く、あまり削れないまま残数不利に陥ってしまうので、ドリュウズで弱点がつけない相手がきたり、ドリュウズより素早い相手(ASドリュウズにも負ける)が裏から出てくると詰んでしまう、といったことが割とありました。

・守るを多く採用していることにより、技範囲が狭い

2ウェポンでも充分仕事はしてくれるのですが、それが被ってる(例えばドリュウズとアーマーガアのアイアンヘッド)というのがあまりよくなさそうでした。

最初はウォーグルいわなだれはばかぢからにしていたのですが、晴れ・雨があまりにきつかったので、いわなだれにしたところ、晴れ・雨への勝率が格段にあがったのですが、そのぶんバンドリがきつくなりました。おいかぜを入れてることで、技の枠が足りていないので、役割分担を見直す必要がありそうです。

他にも色々反省点はあるのですが(ほろびのうたを雑に使っても強いんじゃないかと思ったけど使う場面がほとんどなかった上にトリトドンに吸われたりとか)、

同じ構築を使い続けたことで

・相手が初手に出してきそうなもの、とりそうな行動

・どのポケモンでどれをみればよいか(役割)

がだんだん分かるようになってきたので、このあたりが経験値なのかなと思いました。

対戦数こなしたほうがいい、というのはダメージ感覚を養う、とかどういうのが環境に多いかが分かる、といったことを指しているのかと思っていたため、たくさん対戦したほうがいい、という意見には懐疑的だったのですが(私は計算苦手なので数で誤魔化すタイプですが、計算がきちんとできて配信とかで環境把握できるような人はいらないのでは?と思ってた)

相手がどう出してくるか、というのは使っているパーティによって変わり、自分視点からは見えづらいものもあるので、対戦によってその認識の差異を埋めていくのが重要になりそうだなと思いました。

(もしかしたら的外れなこと書いているかもしれませんが、相手のとりそうな行動が分かると、どう動けばいいかのプランが立てやすくなるので、この部分は膨大なパターンをシミュレーションするより、経験したほうが効率がよいという話かなと思いました)

そういえば対エルフーンの勝率がとても悪かったのですが、バルドルさんの記事(【ダブル】リザガアピッピ)を読み返したところ、対エルフーンについては、隣のポケモンごとに選出を書かれてましたので、こうやって1つ1つ対策を考えていく作業がやはりどこかで必要になるのだなと思いました。(どんな対策方法があるかを覚える、という意味ではレンタルをいくつか使ってみるのもよさそう)

 

そんなわけで、またパーティ組み直しになりそうですが、 5月も対戦していけたらなと思います。 

ずいぶん長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださった方もありがとうございました。

 

ダブルバトル覚書(ドリュウズ+ピッピ) inc 2020 April 使用構築

こんばんは、かよです。

4月のINCで使用したパーティについて書いてみましたので、よければご覧ください。

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結果

45戦して26勝19敗(最高1603 最終1588)


構築経緯

弱点保険ドリュウズ+ピッピの並びで、流行ってそうなキョダイセキタンザンにイージーウィンできそうで、殴りながらピッピの耐久を上げていけるのが強そう、と思い、これを1つ目の軸に考えました。

(参考記事)
アルクさん 【ダブル】ドリュウズ+ピッピスタンダード【S4瞬間最高120位】
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ドリュウズ、ピッピ、ウインディしんそくでの縛り)、ウォーグル(ピッピへのダイホロウ受け、いかく耐性)


また、ダイジェットでパッチラゴンを加速していく動きが強そうで、
いかく耐性もがっつり入っており、終盤での詰めに強そうなミロカロスもよさそう、と思い、ピッピ、ウォーグルが上のパーティと被ってるのでこちらも取り入れてみようと試みました。

ドリュピッピといえばギャラドスが重い、という先入観があったため、パッチラゴンは相性がよさそうに思いました。

(参考記事)
ココアさん ポケモンSWSH/S4ダブル/パッチラ後援会
f:id:howaitodo:20200415190809p:plainf:id:howaitodo:20200415190546p:plain+f:id:howaitodo:20200415190441p:plainf:id:howaitodo:20200415190429p:plainf:id:howaitodo:20200409232624p:plainf:id:howaitodo:20200308184804p:plain

ウォーグルまたはアーマーガアをダイマックスしてパッチラゴンを強化

 

これが強そう!

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7体いる・・・


ということで悩みに悩んでウォーグルを抜いてできたパーティです。

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プラン

ドリュウズf:id:howaitodo:20200409230425p:plainがダイスチルやダイアースで耐久を上げながら安全に弱点保険を発動させて制圧していきます。
9割くらいの試合で初手ドリュウズ+ピッピを投げて、ドリュウズダイマックスしてました。

別プランとして想定していた、ダイジェット要員とパッチラゴンを並べてパッチラゴンを強化していくルートは
パッチラゴンが裏から繰り出しできるほどの耐久がなく、ドラパルトやトゲキッスが見えてるだけで初手から出しづらかったため、ほとんどできませんでした。(だから元のパーティにはユキノオーが入ってるんですね…)
先発でダイマックス温存して時間を稼いで、後ろからそういう動きができると、より幅が広がると思います。
ドリュウズが強すぎたので、そちらの動きをとる機会がなかった)

 

個体詳細

ドリュウズ、ピッピ、ウインディアルクさんの記事を、
ミロカロス、パッチラゴン、アーマーガアはココアさんの記事を参考にさせていただきました。努力値の調整意図などはそちらをご覧ください。

 

ドリュウズf:id:howaitodo:20200409230425p:plain
 持ち物 :じゃくてんほけん
 性格  :ようき(C↓S↑)
 特性  :すなかき
 実数値 :197-168-81-×-107-138
 努力値 :H92 A100 B4 D172 S140
 技   :アイアンヘッド、じしん、いわなだれ、まもる

本パーティのエース。
防御up(ダイスチル)、特防up(ダイアース)、すなおこし(ダイロック)の3ウェポンが切れなかったため、つるぎのまい→まもるとしました。
まもるはかなり役に立ちましたが、いかくや鬼火で無力化されることも多かったため、つるぎのまいも欲しかったです。

 

ピッピf:id:howaitodo:20200415190441p:plain
 持ち物 :しんかのきせき
 性格  :ずぶとい(A↓ B↑)
 特性  :フレンドガード
 実数値 :177-×-110-×-86-47
 努力値 :H252 B252 D4
 技   :まもる、このゆびとまれ、てだすけ、ひかりのかべ

最遅個体を用意できなかったため、微妙なSになってます。
HB全振りにしておくとドラパルトの珠ダイホロウを耐えると見かけたのでHB特化にしました。
ひかりのかべはかなり活躍しました。ダイアース2回撃ってひかりのかべをはると、相手のラプラスミロカロスを置きものにすることができます。
初手パッチラゴンを出してドラゴン技を誘い、裏からピッピを出すこともありました。

ピッピはすべての試合に選出していて、鋼・毒タイプが出てくるときついため、
パーティの先頭にウインディを置いてみたり、鋼2体&鋼半減2体という徹底ぶりにして出てこないのを祈ってました。
それでも出てくるキリキザンルカリオは、殺意を持ってピッピを殴ってくるため、初手まもるが安定でした。

 

ミロカロスf:id:howaitodo:20200409232624p:plain
 持ち物 :ウイのみ
 性格  :ひかえめ(A↓ C↑)
 特性  :かちき
 実数値 :202-×-125-132-145-108
 努力値 :H252 B196 C4 D4 S52
 技   :ねっとう、れいとうビームじこさいせい、まもる

物理耐久が高いので、バンドリ等に後出しでも投げれてとても使い勝手がよかったです。
じこさいせいもかなり活躍しました。
劣勢時にも、ねっとうのやけどやれいとうビームのこおりをワンチャン狙えるのも◎
いたみわけナイトヘッドサマヨールとの死闘を制したこともありました。

素の火力は低く、抜群を取れる相手でも半分くらいしかダメージが入りませんが、相手のだくりゅうやじならしなどにより、かちきの発動が狙える場面は割とありました。

 

パッチラゴンf:id:howaitodo:20200415190429p:plain
 持ち物 :カゴのみ
 性格  :いじっぱり(A↑ C↓)
 特性  :ちくでん
 実数値 :180-167-110-90-90-113
 努力値 :H116 A252 S140
 技   :でんげきくちばし、じならし、かえんほうしゃ、まもる

パッチラゴンといえば特性はりきりでダイマックスして高火力で突破するイメージがありましたが、こちらはダイマックスしない前提で命中安定となっており、裏から出てくる水ロトムミロカロス相手にとても活躍しました。
ミロカロスやアーマーガアに電気技が降ってくるので、裏から繰り出しできるのもよかったです。

ナットレイ対策に申し訳程度にかえんほうしゃを採用しましたが、チョッキ持ちが多いためできればウインディドリュウズに任せたいです。
(いかくで弱体化されることも多かったため、特殊技で一応攻撃できるのはたまに役に立ちましたが。)

前日にランクバトルで空振り保険催眠ミロカロスに遭遇したため、確実に処理できるよう催眠対策の「カゴのみ」を持たせましたが、
INCでは催眠ミロカロスには一度も遭遇しなかったので、フェアリーかドラゴン技半減実にしたほうがよかったかもしれません。
本当はフシギバナ対面でも出してリザードンを処理したかったのですが、思いのほか地面技にもろく、晴れねっぷうでも(半減なのに)甚大なダメージを受けるため、初手にはほぼ出せませんでした。
(INC上位の方の構築には、催眠ミロカロスが採用されているものもあったため、ランク帯によっては活躍したかもしれませんが、状況がやや限定的かもしれません)

 

アーマーガアf:id:howaitodo:20200415190546p:plain
 持ち物 :ラムのみ
 性格  :いじっぱり(A↑ C↓)
 特性  :ミラーアーマー
 実数値 :179-152-125-×-105-114
 努力値 :H44 A252 S212
 技   :ブレイブバードアイアンヘッド、ボディプレス、ちょうはつ

よくみたらS252振りではなく準速バンギ抜き調整になってましたが、HPギリギリ耐えるようなこともなかったので、振り切ってもよさそうです。
裏から出てくるニンフィアローブシン、初手で出てくるミミッキュを楽々倒せるのがとても強かったです。
(たまにちょっと足りなかった)

ラムのみは不意のやけど(ねっとう、鬼火)やあくび等にとても強かったですが、達人の帯などの火力強化を持たせてもよかったかもしれません。

このパーティ唯一の飛行タイプであり、ダイマックスが切れたドリュウズがひたすら地震を連打できるのが強いのですが、
電気タイプが出てきたときに引かなければならない→地震が撃ちたいのに撃てない
という状況が何度も起きたため、まもるがほしかったです。ダイマックスはほぼしなかったので、切るならボディプレスかな・・・。
(挑発の部分を他でみるのもありかもしれません。)

 

ウインディf:id:howaitodo:20200121195700p:plain
 持ち物 :いのちのたま
 性格  :ようき(C↓ S↑)
 特性  :いかく
 実数値 :165-162-100-×-101-161
 努力値 :A252 D4 S252
 技   :まもる、しんそくフレアドライブ、じゃれつく

ドリッピで撃ち漏らした相手をしんそくで縛る役割、とのことで採用しましたが、あまりそのような場面がなかったため、バークアウトや他の攻撃技でもよかったかもしれません。(ないと欲しくなりそうですが。)
パッチラゴンとともに出すと地面技にとても弱くなるため、選出の際には注意

かちき・まけんき持ちが環境に多いためあまり選出はしませんでしたが、いかくはやっぱり強かったです。
対ドラパルトには、ミロカロスれいとうビームくらいしか刺さる技がないため、
じゃれつくは貴重な打点となりますが、性格がようきのため、珠を持っていても一撃では倒せず、火力の足りなさが目立ちました。


振り返り

(猛反省)

・ピッピがいないと相手ドリュウズのダイアースでこちらのダイマックスドリュウズが一撃で倒されてしまった(一応、火力アイテムなしの陽気ドリュウズなら高乱数のようですが…)
・雨下のルンパッパの珠ダイストリームで、ピッピが一撃で落ちてしまった
・サンパワー(晴れ下)のキョダイゴクエンはドリュウズは耐えれなかった
・「マタドガスくろいきりを撃ちそうだな」と思った2ターン後には忘れてて、くろいきりを撃たれた(弱点保険&ダイスチル分の上昇が消えた)

 

(反省点)
・対晴れフシギバナパーティ(f:id:howaitodo:20200409232528p:plainf:id:howaitodo:20200415190531p:plain f:id:howaitodo:20200415210343p:plainf:id:howaitodo:20200415210428p:plain)への立ち回りが定まってなかった
キュウコンリザードンではドリュウズも耐えれないし、キュウコンフシギバナでダイアシッドでキュウコン特攻を上げる動きがかなりきつかった)
トゲキッスロトムf:id:howaitodo:20200415210605p:plainf:id:howaitodo:20200415193338p:plain)相手だと、ダイアースで特防を上げる動きができず、厳しかった
・初手ダイマックスを、交換や守るで上手いことかわされてしまうことがあった
・いつの間にかエルフーンがすごく増えていた。一緒に入っていることが多いウオノラゴンやヒヒダルマ、ジュラルドンは、ピッピがかなり削れてしまうため痛い
・このゆびイエッサンも増えており、横で積み技を使われるとつらかった

 

逆に言えばこれだけ動きが怪しくても、6割近く勝てていたので、
それだけドリュウズ+ピッピの並びが強かったとも言えます。

 

ピッピを軸としたパーティは色々ありますが、ドリュウズ+ピッピは広い範囲で対応できる組み合わせかと思います。ぜひ一度使ってみてほしいなと思います。 

f:id:howaitodo:20200417003029j:plain

 ↑ピッピが指をくるくるする動きがみてて楽しい

 

(おまけ)類似のパーティ

INC後にみかけた以下のパーティが強そうだと思ったため、改良する際の参考になるかと思い、載せておきます。

・パッチラゴンを軸にする
 パッチラゴン、アーマーガア、アシレーヌドリュウズガオガエン、ピッピ
 https://twitter.com/Pocket_Line/status/1239158123748716545

ウォーグル軸&トリル要素を組み込む
 (4/14カ・エールさんが配信で使用してたパーティ)
 ウォーグル、ピッピ、ドリュウズ、パッチラゴン、ローブシンブルンゲル

 

ダブルバトル(3月)振り返り

こんばんは、かよです。

先月(3月)もダブルバトルをレンタルパーティで潜ってましたが、
2月(シーズン3)から変わった点も多くあったため、振り返りも兼ねて、記事を書いてみました。
使用したり気になったりしたレンタルパーティなどものせてます。
ほぼ日記のようなものですが、初心者目線で参考になりそうなことを書いてますので何か参考になるものがあれば幸いです。
ちなみに3月は気づいたら150戦くらいしてましたが、ずっと勝率5割で推移してました。 


シーズン4(2020年3月)から解禁されたポケモンたち

ガオガエンf:id:howaitodo:20200409230333p:plain

7世代(サンムーン、ウルトラサンムーン)の御三家が解禁。
ねこだましを使用でき、特性いかくやバークアウト、すてぜりふで相手を弱体化することができる。
さらにとんぼ返り(すてぜりふ)で引いて、再度いかくとねこだましを発動するという非常に強力な動きができる。
火力もそこそこあり、タイプ一致のほのお(フレアドライブ等)、あく(DDラリアット等)、
ミラー意識のかくとう(インファイト等)の技を持っていることが多く、油断するとドラパルトやバンギラスも粉砕されてしまう。
悪タイプなのでいたずらごころ電磁波とかも効かないし、何故こんなポケモンのガラル入国を許可したのか・・・と思わざるを得ないポケモン

回復きのみを持たせた耐久型のほか、弱点保険を持ったアタッカー型もいるようでした。

ちなみにそれ以前はほのおポケモンとしては同じくいかく持ちのウインディが採用されていることが多かった。
実数値(AS振り(最速))で比較してみると

ウインディ 165-162-100-120-100-161
ガオガエン 170-167-110-100-110-123

と、素早さはウインディが上だが、耐久はガオガエンの方が高く、倒しづらい。


リバティノートさんの集計でも採用率4位となっています。
【ダブル】マスターランク級でのポケモン使用率!(シーズン4まとめ)
https://liberty-note.com/2020/04/09/usage-rate-swsh-season4/?amp=0&__twitter_impression=false

 

フシギバナf:id:howaitodo:20200409232528p:plain
カメックスとともに、初代御三家も解禁。
特性ようりょくそ(天気が晴れ(ひざしがつよい)のときに素早さ2倍)持ちで、ねむりごなを使えるため
うかつに初手ダイマックスをしようものなら眠らされてしまう。

バタフリー同様、見えたら警戒が必要だが、ねむりごな以外にも
タイプ一致のくさ技(エナジーボールソーラービーム等)、どく技(ヘドロ爆弾等)も強力なため、
草が弱点のドサイドンや、毒が弱点のピッピやトゲキッス(シーズン3ではこのゆびとまれを使うことが多かった)を使う際には注意が必要である。
じめん技を採用していることもある。

あまりにねむりごなが多かったのか、ラムのみ以外にも特性スイートベール(味方が眠らない)のアマージョぼうじんゴーグル(粉系の技を受けない)持ちなども見かけるようになった。
パーティレベルでの対策が必須レベルである。

その他

カメックスf:id:howaitodo:20200409232509p:plain
 からをやぶるで火力と素早さを上げてくる。水・氷以外にも悪とか岩とか地面とかいろいろな技が使える
アシレーヌf:id:howaitodo:20200409232756p:plain
 高い特攻でフェアリー技を撃てるため、ドラパルトやローブシンにも強い。うるおいボイス(音技攻撃up)でのどスプレー持ちが多い
・セキタンザン(キョダイマックス)f:id:howaitodo:20200409232458p:plain
 ドラパルトのなみのりアシレーヌアクアジェット(先制技)で加速&弱点保険を発動させてキョダイフンセキを撃ってくる(キョダイフンセキはリザードンのキョダイゴクエンの岩バージョン。強い)
ラプラス(キョダイマックス)f:id:howaitodo:20200409233007p:plain
 キョダイセンリツで壁をはり耐久を上げてくる。隣にひらいしん持ちのライチュウトゲデマルがいたりも。
・ストリンダー(キョダイマックス)f:id:howaitodo:20200409233033p:plain
 キョダイカンデンの追加効果がまひだと強い。ラプラスにも強い?
・ブリムオン(キョダイマックス)f:id:howaitodo:20200409232719p:plain
 キョダイテンバツの追加効果こんらんが強い。

など、まだまだ解禁されたばかりということもあり、いろんな方が試行錯誤している環境かと思います。

シーズン3とは大幅に変わっていて、何してくるか分からないものが多く非常に苦戦を強いられる環境でした。

 

その他の傾向とか流行りとか

・ゴーストタイプの増加f:id:howaitodo:20200121201338p:plainf:id:howaitodo:20200121201130p:plainf:id:howaitodo:20200409233503p:plain

ねこだましもちのガオガエンがとても多いことと、2月の公式大会(inc)でドラパルト、ミミッキュギルガルド入りのパーティで予選抜けした方が複数名いたことなどがあってか、ゴーストタイプがすごく増えました。

シングル同様、先制技かげうちを持ったミミッキュには注意して立ち回る必要があります。

(参考)リバティノートさんのまとめ 【INCFebruary】マスターカテゴリ上位リストまとめ
https://liberty-note.com/2020/03/02/inc-february-list/

 

(参考)アルカナさんの記事 【26勝2敗 1841】INC2月使用構築 解説記事【VGC2020】【ポケモン】 ※有料記事
https://twitter.com/alcana_10906/status/1237726847485411329

 

・カ・エールさんパーティ
2月のincで1位だったカ・エールさんのパーティ。

https://twitter.com/hirosipoke/status/1235813724679593984

ご本人が「新しいアーキタイプとして定着してもいい程の安定感・強さ」と書かれているとおり、
サマヨールナットレイミロカロスの並びが大流行してました。
ナットレイ対策で、ねっぷうを持ったトゲキッスウインディ
かえんほうしゃを持った特殊ドラパルトなども見かけるようになりました。

 

バルドルさんパーティ
https://twitter.com/barudoru/status/1236211430749159429
2月にポケモンHOMEができたことにより解禁された、フレンドガードピッピを用いたパーティ。
2月のincでピッピを使用していた方も多くいたようですが、
キョダイリザードン、アーマーガア、水ロトムの3エースを状況に合わせてダイマックスさせるというのは、他にはない特徴かと思います。
記事でも2月時点の環境をとても丁寧に考察して組まれており、当時の環境ではほぼ隙が無いのではと思います。

 

色々書いたのですが、現環境をざっくり知るにはビエラさんの動画がとても分かりやすいのでお勧めです。

ダブルの環境が丸分かり!よく見る組み合わせを全て紹介!
https://twitter.com/SHADEviera/status/1241695946859098112

 


シーズン4の注目パーティ

cobaltさんのパーティ
https://twitter.com/cobalt_poke1234/status/1246438352754069505

フシギバナ入りの晴れパーティのスタンダードとなりそうな構築。
ねむりごなの圧力もさることながら、リザードンキュウコンの晴れねっぷうの強さも、ダルマ+サマヨールトリックルームを決めてドサイドンを出す流れもすごく好きです。

このもとのパーティを使ってじーんさんも配信で使用されて一桁順位に達成していましたし(→)、シーズン途中にパーティ公開されたにも関わらず最終16位はすごい。

最近見た他の配信でもミラーマッチが発生していたりと、かなりの人気ぶりのようです。

※4/9に改善パーティも出ていました(inc前日に公開・・・!?)

https://twitter.com/cobalt_poke1234/status/1248186191117074435

 

・くまさんのパーティ

https://twitter.com/fc_ninetales/status/1244137511921676288

こちらもシーズン途中に公開されてたのですが、シーズン4最終7位とのこと(すごい)

「脱出ロンゲで壁を貼りながらトゲキッスでダイジェットをし、脱出先のとぐろミロカロスにバフをかける動き」を組み込んだパーティ。やや耐久に不安があるトゲキッスも壁があるととても強い。

また、記事の中でバンドリドラパキッスについて、「並びだけで型と選出を把握することがきわめて困難であり、全てを同時にケアする難易度の高さから評価が高いパーティ」と書かかれていて(並びの説明も分かりやすい)、その上でリザードントゲキッス)+ドリュウズの組み合わせが広い範囲で出し負けを防ぐことができる点を挙げているのが興味深かったです。書かれている内容がとても丁寧で、これをシーズン途中で公開されてたことに本当に驚きました。こういう記事はありがたいですね。

 

・ジョンさんのパーティ

https://twitter.com/virgoh0093/status/1245738519852507136
スカーフじならしドリュウズウォーグルや、ぼうじんゴーグルトゲキッスなど
かなりの異色を放つパーティ。シーズン4で最終9位とのこと。
カ・エールさんやじーんさんも配信で使用されていて最終9位とのことで、今後見かけることも多くなりそうな気がします。


・アルさんのパーティ

https://twitter.com/arubrakki/status/1245684222037078018
ドラパルトのなみのりアシレーヌアクアジェットで、キョダイセキタンザンの弱点保険と蒸気機関を発動させるパーティ。シーズン4で最終22位とのこと。
このパーティの公開もあってか、4月はセキタンザンが増えているとの話もちらほら。

 

セキタンザンパーティはキヌガワさんやwolfeyさんも動画でも使用されてましたが、
キヌガワさんの動画 wolfeyさんの動画 

ドラパルトとアシレーヌを入れる型が強いようです。
キヌガワさんの動画の選出誘導の話もとても面白いと思いました。

 

 

シーズン4のパーティについては、並びだけであればリバティノートさんの記事にまとめがあるので、そちらも参考になるかと思います。

 

 【ダブル】シーズン4最終順位トップ30まとめ

https://liberty-note.com/2020/04/01/swsh-season4-top30/?amp=0&__twitter_impression=false

 


気になりパーティ

上は環境に多そうなパーティに触れてみましたが、ここからは個人的に気になったパーティなどを挙げてみます。

〇ダルマシャンデラ

ホクエイさんの2月incのパーティ

https://twitter.com/hokuei64/status/1234415485204099073

2月にお借りしたミササギさんのアマージョパーティ(→)でダルマ+シャンデラからのトリックルーム展開がとても楽しかったのですが、inc予選抜けした方がいるとの話を配信で聞いてお借りしてみました。(一覧でみてたはずなのに見落としてた‥)

ミササギさんのパーティは選出がほぼ固定だったのですが、このパーティはダルマが出しづらいときに出すルチャブルがいて、とても面白かったです(いわなだれ撃てるんですね)シーズン4でも流用されてたようなので、どんな形になったのか気になるところです。

 

 〇チェリム

喰い断さんの動画を発端に(?)、かなり使い手が増えてきたチェリム。色んなパーティや動画が上がってましたので、いくつか挙げてみます。(動画で動きが見れるのありがたい…)


・ミアレマワレさんのキュウコンチェリム(シーズン3)
(記事)https://twitter.com/appdate_pokemon/status/1239533550220632064

(動画)https://twitter.com/kuitan9/status/1236230358833627138

シーズン3で最終2桁順位達成とのこと。チェリムがそこまできたとは・・・


・みにがっささんのキュウコンチェリム(シーズン3)

(記事)https://twitter.com/appdate_pokemon/status/1244597829554716672

まさかのすなかきドリュウズを採用したチェリムパーティ。ここ1カ月くらいでチェリム使いが結構増えたようで、色々試行錯誤した道が見れるのは面白いですね。

 

・コスモスさんのキュウコンチェリム
https://twitter.com/poke_cosmos/status/1243917136994549760

トリックルームシャンデラを採用したパーティ。ダルマの圧力もすごいけど、シルバディの圧力もなかなかのもので個人的にとても好きです。


・喰い断さんのコータスチェリム
(動画)https://twitter.com/kuitan9/status/1241666176788213765

チェリムといえばキュウコン!みたいな感じになっていたところに突然投下されたコータスチェリムキュウコン以外の可能性の一つとのこと。

 

喰い断さんはチェリムについての解説記事も書かれてましたが、普通に使ってても気づかないような内容が多くあり、使う視点が違うのだなと思いました。
ポケモン剣盾】キュウコンチェリム初心者のための基礎プレイング論【ダブルバトル
https://twitter.com/kuitan9/status/1244237839371366405

・ユーさんのソーラーブレードチェリム
https://twitter.com/glalie20000/status/1241239035663667201
チェリム等ソーラーブレード一派(?)のユーさんのチェリムパーティ。
ソーラーブレードが決まるとかなり楽しい。
この次の日くらいに配信者の方と当たってた時にはヒヒダルマダイマックしてたのですでに大分変わってるかと思いますが、かなりのポテンシャルがあるようです。

 

・ミササギさんのキュウコンチェリム(シーズン4)

https://twitter.com/macky_misasagi/status/1245321358721953792
(動画)https://twitter.com/kuitan9/status/1246739954857697280

シーズン4でアーマーガア入りチェリムで最終2桁順位達成とのこと。すごい。

ちなみにシーズン3の記事はこちら。かなりの試行錯誤があったものと思います。

https://twitter.com/appdate_pokemon/status/1238435511498190848

 

 

チェリムはwolfey さんも使用されてたので海外プレイヤーの間でもチェリム使いが増えるかもしれませんね。

wolfeyさんの動画

ちなみにこのパーティ、ひでり要因はいなくて、セキタンザンに水技撃たれそうなときに交換で出すような使い方をされてるんですよね。

キヌガワさんが似たような構築ではピッピを採用していたのも気になってました。キヌガワさんの動画 

喰い断さんのツイートでもチェリムとピッピの違いについて、

チェリム自身に詰め筋があること」

「エース育成型ならピッピ」「チェリムはサイクルを回していく」

といったような話があったので、やりたいことの差なのかもしれません。

(参考ツイート)
https://twitter.com/kuitan9/status/1241564543471534080

https://twitter.com/kuitan9/status/1241565094225432576

 

チェリムについてはTLで考察してるのを見るのは好きだしポケモンモチベにもつながりますね。何よりかわいい。

 

〇ワタシラガパーティ

https://twitter.com/Sakazuki_siki/status/1236581949885448192

個人的にワタシラガも使ってみたいのですが、チェリム以上に取り回しが難しく

とても自分では組めそうにないな・・と思っていたのですが、喰い断さん動画で上がっていたので勝手にレンタル拝借してました。

ダブルのワタシラガパーティとしてはアオリアさんのドラパルトでふくろだたきするパーティくらいしかみたことがなく、これと決まった型も(おそらく)ないんですよね。

こちらのsakazukiさんのパーティはヨクバリス入りのパーティで、ダイスチルで強化してく動きが面白かったです。ただ数戦したところヨクバリスは強いときと弱いときの差が激しいなと思いました。なみのりドラパルト+セキタンザンもしかり。

どう改善されるかな、と思ってたら次はアズマオウパーティになってたのは驚きでした。この方の構築すごく面白い・・・。


https://twitter.com/Jack_O_Cherry/status/1244576571677011969

シーズン2で2桁順位を取っていたさくらさんの、まさかのワタパ。しかも特性がわたげでもほうしでもなく、さいせいりょく。ガオガエンと回していく感じなのかなと思って使ってみたのですが、意外とすぐ落ちるので一度も活かせず。(繰り出しもしづらい)使い方が見てみたいですね。あとスカーフガオガエンはなかなか面白かったです。

 

〇モルペコ
https://twitter.com/P39_Jigglypuff/status/1239510139977121792

(動画)https://twitter.com/kuitan9/status/1243840503994617856

始めてモルペコ使ったのですが、かなりくせになりそうな楽しさがありました。

とんぼがえりや交換から出すと最初が悪タイプ、死に出しだと最初が電気タイプと出すタイミングも意識する必要がありそうでした。あとひらいしん持ちに注意。

 

〇鉄球クワガノン
https://twitter.com/koki_thlal/status/1240692938335608836
(動画)https://twitter.com/kuitan9/status/1244565279826477056

 ものすごく気になる。クワガノンも使ってみたいのでそのうち使います(時間とパーティのレンタル枠が足りない…)

 

そのほか、最速ブリムオンとか珠ふぶきラプラスとかの話もでていて、いろんなパーティが見れて面白かったです

 


配信とか

 2月のincが終わってから、予選抜けされたカ・エールさんやじーんさんがよくランクバトルの配信をされてたので見てました。というか、フォローしてる方のダブルの動画だけでも毎日計6時間分くらい上がってたりして、1.5倍再生*2~3動画同時とかで眺める日々です(多分頭に入ってない・・・)

お二人もレンタルパーティを使ったりされているのですが、私が使っても5桁くらいをさまよってるのに、1桁台にのっていたりするのでやはりプレイングが占めるところは大きいのかなと思います。

そんなわけで、他の方の動画も含め、見てて自分に足りなそうなところとかを考えてみました。

・技構成の予測

○○を持ってるってことは○○はなさそう、といった話をよく聞くので、ある程度よく使われる型が頭に入ってる必要がありそうです(当たり前ではあるのですが、私はラプラスが雷技撃ってきたり、クワガノンが草技撃ってきたりする度に驚いてるレベルなので、地道に覚えていく必要がありそうです。レンタルだと、採用されている技しか覚えないので、そのあたりは自分で調べながら組むということをしないとなかなか厳しいものがありますね。)

 

・盤面から読み取る情報の差

ダイマックスしないんだ」「守ってない」「(いわなだれが)当たった」とかの判断が早い。処理順と素早さ順が頭に入ってないとその判断はできないので、その部分も自分に足りないところかなと思いました。

 

そういえば喰い断さんが少し前に、ミスに気づいてプレイングを変えた話としてこの記事を挙げていたのですが、

https://twitter.com/kuitan9/status/1244176576129851392

特性の表示順が素早さ順(普通ならマニューラ>サンダー)であることを意識して見てないと気づかないなと思ってしまいました。読み取る情報に差があっては勝てるものも勝てないですね。 

このあたり(処理順とか)について、私はひでりやゆきふらしのタイミングが気になって調べたので、これが素早さ順だということを知ったのですが、いわゆる初心者向け、には出てくる話じゃないので、どこで知るのかなと気になってたり。やっぱり動画ですかね。

 

あとはほぼ個人用のじーんさんの配信まとめです。(カ・エールさんのはアーカイブがない・・・)

私が気になって使ってみたいなと思ったのを色々使ってくださってたのでものすごく参考にしてました。じーんさんは後手ダイマックスの動きをすることが多いのでその動きができると(できるようなパーティだと)強そうだなと思いながら見ています。

3/12 ガオガエン
https://youtu.be/VcrZTydROIs

3/18 ドラパルトギルガルド
https://www.youtube.com/watch?v=9IwTyUmSD_s

3/18 エルフーンジュラルドン
https://youtu.be/76AGwwhUs_g

(後半)カ・エールさんパーティ
https://youtu.be/76AGwwhUs_g?t=3985

3/19 incパーティ
https://youtu.be/XwgGE3uzOo4

3/20 アマージョ(スイートベール)
https://www.youtube.com/watch?v=J9PpHUO_4rg

3/21
アシレーヌとパッチラゴン
https://www.youtube.com/watch?v=2Z2TTVbUlJc

cobaltさんパーティ(ランク8位に)
https://youtu.be/2Z2TTVbUlJc?t=3310
3/24 ラプラス
https://www.youtube.com/watch?v=GP8h7RvrDA4

incパーティ

ジョンさんパーティ
https://youtu.be/GP8h7RvrDA4?t=15794

3/25 ルカリオ
https://youtu.be/-LJhJCvpTsc

cobaltさんパーティ改
https://youtu.be/-LJhJCvpTsc?t=7187

3/26 カ・エールさんパーティ
https://youtu.be/NUTf-KduCqE

3/30 色々
ねむりごなパ(カ・エールパを工夫)
https://youtu.be/bLRqjd5d6e8

ドリキッス(SNOWさんパーティ)
https://youtu.be/PhH3lZJ3Ajw?t=2520

3/30 
cobaltさんパーティ
https://youtu.be/G2Ao_PInEyI

ラプラスアイスクリーム
https://youtu.be/G2Ao_PInEyI?t=7849

 


以上、書きたいことが発散してしまい思いっきり長くなってしまいましたが、色々情報を発信してくださる方には本当に感謝です。

結局1ヶ月経っても1つもパーティ作れていないのですが、時間見つけては楽しんでいきたいなと思います。

ここまで読んでくださった方もありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

ダブルバトル(~2月)振り返り


こんばんは、かよです。

剣盾から対戦デビューして、先月はダブルバトルを結構対戦していましたので、自分の振り返りも兼ねて、記事を書いてみました。
ほぼレンタルパーティを使用していましたので、それを使ってみての感想や、環境の変化について感じていたことなどを書いています。

初心者なので的外れなことを書いているかもしれませんし、ある程度対戦経験ある方には当たり前と思われる内容も多いかと思いますが、何か参考になるものがあれば幸いです。(長いです)

 

これまでの振り返り


シーズン1:
昨年12月末に初対戦(対戦デビュー戦。シングルも経験なし)。60戦ほどでマスターボールランクに。
そのときは嘘泣きエルフーンシルヴァディのこちらのパーティをレンタルで使用してました。

https://twitter.com/hakata_ruby/status/1210169205619748864

感想はtwitterにも書いてましたが、
・挑発、嘘泣きエルフーンが使っていて楽しい
シルヴァディは弱点が少ないので初心者でも分かりやすい(弱点の格闘もダイジェットで倒せる)

初心者ゆえの反省点としては
・あくタイプに挑発、嘘泣きは効かない(バンギラス等)。サイコフィールドのときも効かない。(いたずらごころで優先度上がっているため)
・ドラパルト(クリアボディ)とアーマーガア(ミラーアーマー)も嘘泣きで下げれない
・ウオノラゴンがエラがみを使う際には、水無効化がいないか確認する(トリトドンの特性よびみずは隣に攻撃しても吸われる)
トリックルームパーティ相手の立ち回りが分からない(ふういんしたあとどう倒していくのか)そもそもトリックルーム起動役が分からない

この時点での環境としては、エルフーンの追い風で高火力アタッカーが先手を取って戦う形と、トリックルームでそれに対抗するパーティとが多い印象でした。
トリル起動はイエッサン♀のこのゆびとまれ+ブリムオンが多かったですが、ドータクンヤレユータンデスカーン、イオルブなど様々な形があり、初見だと分からず非常につらかったです。
とりあえずコータスドサイドンが見えたら「どれがトリックルーム使うんだ・・・」と考えるようにしてました。

 


シーズン2:

1月中旬はシングルのパーティを作ってみて潜っており、月末にダブルもマスターランクに上げようと思い、参加(4日くらい)。
ドサイドンランクルス入りのこちらのスイッチトリルパを使用して50戦くらいしてマスターランクに。
http://xe132.hatenablog.jp/entry/2020/01/02/132149

スーパーボール級(ランク9)からマスターボール級まで、20戦くらいで上がれると思っていたのですが、
トリックルームを使えるパーティを使ったのが初めてだったこともあり、相手もトリルアタッカーがいるときに撃っていいのかが分からなかったり、素早さが分かってなくてトリル撃ったら相手のほうが先に攻撃してきたりといったことがあり、苦戦してました。

(感想(反省))
・耐久にしっかり振っており、耐えてほしいところで耐えてくれることが多かった。
ローブシンがきつかった。後から(2月下旬になってから)ランクルスを出せばよかったと気づいた。ただ再度試しに使ってみたところ、ローブシンにはとても強かったが、ランクルスの苦手な悪タイプの技を使うポケモンが多く、中々難しかった
・ジュラルドンにものすごく苦戦してたが、今見たらヒヒダルマのばかぢからで一撃っぽい…(ちゃんと書いてある)
※この時期(1月下旬)はエルフーン+ジュラルドンがとても多く(おそらく、このゆびとまれ+トリルとかが多かったためか)、ドラパルト、ウオノラゴンはダイドラグーンで、ヒヒダルマはダイスチルで落とされるので、いっそのこと、と思ってドサイドンから出したら、ダイマックスしてもダイソウゲンとエナジーボールを集中で浴びて落ちたりしてたので相性悪すぎでは・・・となってた。
・「ヒヒダルマ等でヘイトを集めてりゅうのまいを通したり」の部分が割と肝であることに気づいたのも1カ月くらい経ってからだった(とりあえずダイマックスしてた)
・相手のトリル読みでトリルしたら相手がトリル使わないといったことがあり、トリル返しだけで対処しようとすると痛い目みることが分かった

安定した構築を好むのであればこういう形になるのだなということが分かってよかった。基本AS(攻撃・素早さ)特化とかで考えてしまっていたが、耐久に振ることの大切さがよく分かった。

 


マスターランクでは、喰い断さんの動画で紹介していたパーティを数戦使ってました。
ダーテングパーティーは5連敗してしまい(天候管理が上手くできなかった(自分でダイロック撃って消したりしてた)のとダーテングにこだわってしまい選出が多分あんまりよくなかった)、強そうではあったが扱うのが難しいという印象でした
脱出ボタン型エルフーン+電光石火ニンフィアは使用感はよかったので、環境に刺さってそうなニンフィアを使ってみたいなと思うように。(ただ、脱出ボタンなどのギミック系は決まると楽しいが、上手く決めれなかったときのリカバリーができる技量がないと使うのは難しいと思った)

 


また、1月下旬にはガラルルーキーズという、剣盾からのポケモンのみ使用できるというダブルバトルの公式大会があり、参加してました。

こちらのレンタルパーティを使用して参加しようと思ったのですが
https://twitter.com/ronomu13/status/1220624247925510145

公式大会はレンタルパーティが使用できないようで、慌ててパーティを作って参加。数戦しましたが、ジュラルドンとセキタンザンがこんなにたくさんみれるルールはなかなかないと思うので面白かったです。
特殊レギュなのであまりやらない人も多いのかなと思ったのですが、上級プレイヤーでも色々なパーティー作って参加しているのが見れたりと面白かったです。

 

シーズン3でやってたこと


2月末にも公式大会があるというので、自分も参加してみて、そのうえで他の人の使用パーティを見たほうが面白そうと思ったので、参加しようと思いました。また、始めて2カ月くらいでどの程度いけるものなのかも気になりました。

まずはどのような構築が流行っているのかを把握しようと思い、いろいろなパーティを使いながらランクバトルに潜ることに。
最終的に290戦してました。(145勝145敗。このマッチングシステム、うまくできてるんですね…)

2月1週目(2/7~2/8頃)
こちらのパーティを使用して5連勝してマスターランクに。

・第14回新潟ポケモンオフ ダブル優勝構築 エルフアント(しょうたーるさん)
https://twitter.com/shota_ruVGC/status/1225094290121953281

その後、2月8日に行われたてんのめぐみオフという大会で2位だった方がほぼ同じパーティを使用していました(参考にしたとのツイートをされてました)

https://twitter.com/right_poke/status/1227401559434125312

当日の配信も少し見てましたが、会場の実況の方もあまりみたことがない形だったようでした。
翌日のビエラさんの動画でのコメントもみて、アイアントは安定性の面からあまり大会とかでは採用されにくいのかなという印象を受けました。
この構築は、全体技で削ってからアイアントを出してであいがしらorダイマックスというのを意識していたとのことで、そのあたりも強烈だったのかなと思います。

マスターランクに上がってからも何戦か使ってましたが、耐久力はあまりないので、削り切れない相手に負けてしまうことが多くなってしまいました。勝ち続けるには立ち回りでカバーする必要があるのかなと思いました。
とりあえず範囲技を連打していれば相手が崩れることも多くて使っていてとても楽しかったです。


2月2週目

1月のランクバトル(シーズン2)で上位の方のパーティを色々使用したりしていました。

cobaltさんのパーティ
https://twitter.com/cobalt_poke1234/status/1227056368323973122
こちらもミロアントですが、とぐろ催眠ミロカロスと耐久に振ったバークアウトウインディが採用されています。ウインディがもえつきるを採用していたのも面白いと思いました。
(以前ウインディを使ったときに地面や岩技がつらかったので属性を変えれるの面白そうだなとは思ってたけど、実際に採用しているのはこの記事で初めて見ました。最初使ったときは1回しかほのお技が使えなくて不便だなとも思いましたが、他の方が使ってるのを見て、一度引っ込めるともう1度使えるようになるということが分かって、ウィンディのいかくと相性がよいと思いました)

バークアウトウインディもとぐろ催眠ミロカロスバイバニラ入りのパーティもこの時期(2月上旬くらい)によく見かけたので、その特徴がよく分かってよかったです。

残し方を間違えると火力不足に陥ってしまい、使いこなすのは難しそうでしたが、上位にいくような方はこういう確実に詰ませられる盤面を作れる構築を好むのかもしれないなという印象を受けました。
(この後問題のツイートを見かけてしまったときは少し残念に思いましたが、その翌日このパーティを使用した中国の方と当たったので(負けた)、中国の方にも広く知られることになったのかなと思います。twitterポケモンは、海を越えて繋がっているのだな…と身が引きしまる思いがした一件でした。そして2月ランクで2ロム1桁順位を達成は本当にすごい…)


エモンガ大統領さんのパーティ
https://twitter.com/kuri_noko/status/1223641925690937344

ロトムトゲキッスの相性補完が優れていることに着目して、サイドチェンジも使いながら戦うパーティ。自分で使うサイドチェンジは楽しい。
記事の選出のところで得意な相手、苦手な相手が分かりやすいのでよかった。


・ひろきんぐさんのパーティ
https://twitter.com/_Liberty_Note/status/1226118798941405184
こちらもミロカロスが入っていますが、こだわりメガネ型。ゴリランダーが採用されているのが気になったのですが、ねこだましトリックルームのサポートとのこと。ばかぢからバンギラスがとても強かったです。
トリル撃たずにバンドリキッスでごり押ししようとしてしまいあまり勝てなかったのですが、もっと積極的にトリルを押していってよかったのかもしれません。(相手に遅いポケモンが見えるとトリルが押せなかった…)

 


その後は、喰い断さんの動画で紹介してたパーティをいくつか使ってみてました。

キュウコンチェリム
みにがっささんのキュウコンチェリムパーティを使用。
とにかくチェリムがかわいい。チェリムがみれるだけでダブルバトルやる意義があると思います。そして特性フラワーギフトで特防だけでなく攻撃も上がることに使ってから初めて気づきました(そりゃあ強いわけですね・・・)
この時期流行っていたローブシンも初めて使いましたが、チェリムがいることもあって恐ろしく強かったです。
楽しすぎて20戦くらいしてましたが、構築診断の対戦と同じようにバイバニラ入りにやはり苦戦してました。あとやどりぎのタネがやっぱり外れる。とはいえ、チェリムの強さが分かるには十分でした。
(同じ動画で紹介されてたミササギさんの方はチェリムじゃなくてアマージョでもいいかも、とのコメントがあったので、アマージョ入りを待つことに。)

・エルフリザ+バンドリ
さくらさんのパーティ。パッチラゴンにこうかくレンズを持たせているあたり、手堅い動きを好むパーティだと思った。実際難しく(多分選出が上手くいってない。あとローブシンの対処が分からなかった)、このパーティをうまく使えるくらいになればかなりの実力だろうなと思いました。

構築記事もアップされており、読んでみてまた使ってみようかなと思いましたが
https://app-date.net/psuedo_whimsizard/

パッチラゴン
水や飛行のついでに電気等倍の遅い奴らと物理全般をフワッと見る。

(略)

ウオノラゴン
炎や地面のついでに水等倍のやつらをフワッと見る。

(略)

 

この感覚が私に足りない部分だなぁと痛感しました。これが分かれば選出で悩まないで済むのでしょうが…。

(○○を大事にしないといけない、とかの判断も苦手で、動画をみたりして自分も選出を考えてみたり、といったことをしたりはしているのですが、このあたりはやはり知識(経験)がものをいうのかなとも思います。)


アマージョパーティ
ミササギさんのパーティtwitterにも書いてましたがこの時期(2月中旬頃)はねこだましいたずらごころもちのオーロンゲ(電磁波・こわいかお・うそなき)、ヤミラミ(トリック・さきおくり)などがとても多く、いわゆるスタンダードなパーティではものすごく苦労していたのですが、
それらをすべて無効化できるアマージョが、とても強かった。

また、こちらはトリックルームパーティなのですが、先発のヒヒダルマがほぼ必ず1ターン目に落とされるので、安全にトリルを決めれる&後続をスムーズに出すことができて、基本選出もほぼ固定のため初心者でもとても分かりやすかったです。
(どうしても「倒されないように」という動きをしてしまいがちなのですが、この構築を使って初めて、「倒されてもよい」(むしろ倒してほしい)というプレイができるようになりました。)

幸いにも、ミササギさんから直接アドバイスをいただけたので(エルフーンとかで挑発されそうなときはオーロンゲ+シャンデラにしてエルフーンねこだましを撃つとよい等)、その後も使ってみたのですが、ダルマほどの圧力がないので、ほぼローブシン頼みになってしまうのが難しく…

また、初手ダイマックスしてくるトゲキッスの対処が上手くいかないことが多く(ちょうどTwitterでも話題になってましたね)、ダルマでうかつに殴って弱点保険を起動させてしまったりしていましたが、ほおっておいてエアスラッシュとか撃たれるとひるみも怖く、またダイサンダーで落とそうにもサイドチェンジとかが入って倒せず、といったことが何度かありました。

2ケタ順位にいくポテンシャルはあるようなので、そのあたりはプレイングで対処できるところなのだと思うのですが、あまりにローブシンが流行っていたため(リバティノートさんの集計でも使用率25%強)、一時的に(ちょうどincのころには)対策されてくるだろうと思い、使い続けるのはつらそうと思ってました。実際、ブリムオンやイエッサンピン差しなどをちらほらみかけるようになってきていました。

ローブシンの代わりに何かほかのを入れることも考えましたが、同じくらいの耐久とパワーがあるのがドサイドンくらいしか思いつかず、ドサイドンローブシンがつらいのはよく分かっていたので、環境が落ち着いたころにまた使ってみたいなという感じで考えてました。

ただ、他の構築を使うといたずらごころ持ちが辛すぎて戻りたくなる・・・

なお、この構築と同様の形でミササギさんは2月も2桁順位を達成されたようで、素晴らしいですね。

https://www.youtube.com/watch?v=EVOeq77N4tg&feature=youtu.be

動画の中で、このパーティの基本選出の強さ、という話がありましたが、トリル要員の隣に荒らせる要員を並べるという形は
incで予選突破されたカ・エールさんのパーティサマヨールダイマックスミロカロス)や、キヌガワさんのパーティニャオニクスダイマックスドラパルト)
でも取り入れられていた形であり、非常に強力なものであることが再度感じられました。

このあたりは喰い断さんの動画でみた、
トリックルームを撃てるポケモンがいるだけで圧がある」といった話からさらに踏み込んだ形かと思います。

ほかにも、喰い断さん動画は耐久を揃えるという話(繰り出し回数)など、とても参考になる話が多いのでありがたいです(このクオリティで毎日更新はほんとうにすごい)



2月下旬

2/21~2/23にかけて行われた2020 Oceania International Championshipという大会が話題になっており、
incに参加される方も参考にするだろうと思いました。

https://twitter.com/VGCVictoryRoad/status/1231429320654163969

ここで非常に多いのが、バンドリドラパキッス+水ロトムウインディという並びでした。

てんのめぐみオフでも非常に人気の並びであり、今のダブルバトルのスタンダードともいえる構築だと思うのですが、
この並びはあまりランクバトルでは(少なくとも私の潜っているランク帯では)見かけないため、その強さを知る機会がなかなかありませんでした。

どうしたものかと思っていたところ、知り合いのもみじさんがたまたまバンドリドラパキッスというツイートをしていたので、唐突に聞いてみることに。(ホントすみません…)

するととても分かりやすく教えてくださりました。
・能力が非常に高く、素早いポケモンが揃っているので最初に出せる2体の並びや多様な動かし方ができる点が魅力
・すなかきですばやさ2倍になったドリュウズのダイスチルダイアースで防御特防を上げる動きや、ドリュウズトゲキッスで剣の舞この指とまれしてからドリュウズがダイ技うつのも強い

さらに、ドラパルトをなんとか対応できれば水ロトムとかが残りのバンドリキッスに強いので最近は先の4体に加えてロトムがよく入ってたりするとのこと。
ついでにいくつか参考になるパーティも教えてくださいました。(本当にありがとうございます)

・Paul Chuaさんのパーティ
https://liberty-note.com/2020/02/07/swsh-double-season2-17th/
非常にベーシックなパーティという感じで、とても安定感を感じました。
さすがに有名なパーティのようで、ギャラドスが挑発持ちなのが読まれていたりしましたが、それでもとても地に足がついた戦い方ができるパーティだと思いました。
選出の仕方がとても丁寧に書かれており、非常に参考になりました。

・じーんさんのパーティ
https://liberty-note.com/2020/02/26/swsh-double-season2-4th/
教えていただいた時点ではこの記事はアップされていなかったのですが、
ドリュウズが剣の舞をしてダイマックスをする、という構築の参考になりました。

こうしてみてみると、バンドリキッスまではシンプルに決まるが、ドラパルトは色々考慮した結果最終的に補完として入る、という印象を受け、興味深かったです。


incでは、多くのプレイヤーが上記のようなパーティへ対抗できる手段を盛り込んでいることが想定されたため、
そのうえで、環境に多いローブシンエルフーン+ジュラルドン、リザードンねこだまし持ちとそれらの対策で出てくるポケモンを見据えたパーティを使いたいと思い、パーティを考えてました。
警戒しなきゃないパーティについては、キヌガワさんのまとめ記事を見て考えたりしてました。
自分では見たことがない並びもあり、こういうまとめはとてもありがたかったです
https://twitter.com/kinurincipall/status/1228694631883259904

・・・とはいったものの、何を使えばいいのか、見当もつきませんでした。

なお、自分もバンドリドラパキッスを使う、という選択肢はありませんでした。多くの構築で対策されていそうなことと、同型と当たったときの対処の想定が必須であり、同じことをする上級者にはおそらく勝てないと思ったからです。

※実際、SNOWさんがタイプ分けして各タイプごとに対策を考えるといったことをされていて(記事にまとめてくださる方がいるのはとてもありがたいです)、こういったレベルで事前に考えておく、というのは時間的にも実力的にも私には難しいと思っていました

https://twitter.com/BlueYossi/status/1234433340930789377

 

どうしたものかと悩んでいたところ、以下の記事を見つけました。

https://twitter.com/nico_chelloo/status/1211892711587889152

シーズン1の構築記事ですが、バンドリ、バークアウトウインディローブシンに悩んでできたパーティとのことで、ちょうど上記への対抗として使えるのではないかと思いました。
ただ、ほとんどランクバトルでは見かけない構成のため、シーズン1ではどうだったのかを誰かに聞いてみたかったのですが、こういうときにダブルバトルについて気軽に聞ける相手がいなかったため、(深夜2時くらいに)もみじさんに聞いてみることに(ホントすみません…)
その結果
・シーズン1では時々ウォーグルヒヒダルマミロカロスを見かけた程度
 (今だったらバイバニラミロカロストゲキッスならそれなりに見る)
ウォーグルはドラパキッスに対しては強めな動きはできるがバンドリが厄介
・バンドリだったらウォーグルミロカロスが強そうで、ドリュウズキッスやロトムキッスならユキノオーウォーグルで行けそうだが、相手の選出によってこちらの強い初手2匹が変わってしまう所が弱いな~と思う
・ふぶきが通りやすい構築にはeasy winできそうなのは強い
・バンギの枠がやや怪しい点と、サニーゴは今ならトゲキッス(ピッピ)になるかなといった感じです

と大変参考になるコメントをいただきました。(本当にありがとうございます)
さらには、バンドリドラパキッス+水ロトム+バークアウトウィンディのパーティも見せてくれました(じーんさんのパーティを参考にしたようなパーティで、水ロトムにも悪だくみを積んでおり、ドリュウズorロトムの2軸で動けるようになってました。その他色々工夫が凝らしてあって面白い…)

ただ、そのコメントをもとに反映させるだけのパーティも思い浮かばず、この時点でinc2日前であるため、慌ててパーティを作り、なんとか前日の深夜2時くらいに完成させたのですが、ランクバトルで試運転したところ5連敗。

ウォーグルが耐久が低いため上から殴られるととても弱いこと
ウォーグル自体もダイジェットとダイナックルしか撃てる技がなく、ダイスチルやダイアースで補強するといった動きはできないこと(私が今まで使ったことがあるパーティと立ち回りが違いすぎる)
リザードンへの対策技(ダイロック、ダイサンダー)でウォーグルが簡単に対処されてしまうこと
・雷技を受けれるのがユキノオーくらいしかいないこと(受けだししてしまうとタスキの意味があまりなくなってしまう)
サニーゴも、ダイホロウ等のサマヨールの弱点を突く技で大ダメージを受けてしまう。また、かちき・まけんき相手にちからをすいとるが撃てないため、サマヨールより積極的に採用する理由が薄い
(相手のカビゴンダイマックスターンをすべて枯らしたりするほどのポテンシャルはあったのですが…)

といったあたりが問題に感じ、このままでは厳しいと判断。

ただ、水ロトムにつよいユキノオーが本当に強く、ミロカロスとのダブルふぶきも想像どおりの強力な火力だったため、なんとかこれを活かせないかと思いました。

いろいろ記事を読み漁って、過去に見たこちらのパーティだとそれが生かせそうと感じ、バイバニラユキノオーにして、ほぼそのまま採用することに。
https://twitter.com/_Liberty_Note/status/1224665623268970496

 

【inc使用パーティ】

f:id:howaitodo:20200308115456j:plain

上のウォーグルユキノオーのような圧力とは違いますが、
記事の選出と立ち回りの部分の想定が、メジャーな対策がほとんどできていると思い、この形にして本当に動きやすかったです。
(平日3日で10体くらい育成する羽目になりましたが・・・)

特に、対バンドリでドリュウズにあまえる、ダイスチルを集中→ドリュウズの弱点保険起動で制圧、という動きが本当に強く、対バンドリはほとんど負けることがありませんでした。

変えた部分としては

バイバニラf:id:howaitodo:20200308185029p:plain → ユキノオーf:id:howaitodo:20200308184804p:plain

火力と素早さでは劣るが、水・電気を半減できる点と草技が撃てる点(ドサイドントリトドンにも打点がもてる)、タスキ持ちの読まれにくさ(タスキ持ちのバイバニラはかなり流行っていた)からユキノオーを使ってみたいと思いました。

なお、バイバニラは集中して狙われるのを見越してバイバニラに守るを採用した方もいたようで(→)この発想にいたらなかったのはもったいなかったかもしれません…。

エルフーンf:id:howaitodo:20200308185017p:plain の まもる → エナジーボール

ムーンフォースだけだとかちきを発動してしまう可能性があるミロカロス相手に撃ちづらい場面が多かったのと、ユキノオーが出しづらい場面での草打点を確保するため採用しました。ねこだまし+ダイジェットで上を取られてしまうことを考えると守るは強いため、使ってみても一長一短だなと思いました。


・ドラパルトf:id:howaitodo:20200121201338p:plainの ゴーストダイブ → サイコファング

かちき・まけんき持ちが結構多く、ダイドラグーンとダイホロウが撃ちにくい場面が割とあると思い、ローブシン対策&いたずらごころ電磁波・先送り、壁貼りに対抗するべく採用を試みました。
サイコフィールドによりマッハパンチ等の先制技によるタスキ潰しを阻止できたりはしますが、こちらのあまえるとこおりのつぶても通らなくなる点はあまりかみ合ってないです(あまえるは一度やらかした)
あと、ドラゴン・エスパー・はがねという技構成では、どれもドリュウズに半減となってしまう点は盲点でした。
使い勝手は悪くなかったですが、強いかといわれるとあくまでピンポイント対策、という感じで、安心感を買っている感じでした。あと壁は割ってもまた貼りなおされました…。(エスパー技はオーロンゲに効かないので隣を殴るしかない。)

【inc感想】

・想像以上にガチトリパが多かった。トリルを決めるのが前提のパーティはこういう大会では少ないだろうと思ったのですが、甘かったです。
このパーティの最遅トゲキッスのおさきにどうぞではコータスやブリムオンの先手は取れないため(このゆびとまれにしてれば守れた場面も何度かあった)トゲキッスの怯み頼みになってしまいました。(逆に3回ひるませてトリル阻止したことも・・・)
ドサイドンではなくギガイアスにも2回ほど当たりました。(これも、おさきにどうぞで先に攻撃できない)

・ダブルではあまり見かけたことがなかったナットレイやアーマーガアと何度かあたり、つらかった。ドヒドイデとかもいて、普段シングルやってる方なのだろうかとも思った。
・相性では悪くないはずのミロカロストリトドンに自己再生されたり、エルレイドにドレインパンチ撃たれて詰まされるといったことが何度かあった。

・ねっぷうを撃ってくるトゲキッスウインディが割といてつらかった

そんなわけで、incでは23勝22敗(最高1571最終1513)。

環境としてはやはりバンドリドラパキッスをベースにしたようなパーティが多くみられ、大きく環境から外れてはなかったと思うのですが、トリルへの対処と詰め筋の甘さとが出てしまったかなと思いました。

とはいえ、水ロトムの対処にいれたユキノオーは本当に活躍してくれたので、その点はよかったです。(ただミロカロスが甚大な被害を受けることが多かったので、守るいれて珠持たせるとかでもよかったかもしれないです(火力が足りるかは分かりませんが・・・))

 

振り返りだけで一週間くらいかかってしまい、すでに環境もずいぶん変わっているようなので把握するのも時間がかかりそうですが、時間をみつけてはまた対戦してみたいなと思います。ポケモンは色んな方が積極的に情報を公開してくださってるので、活用しないともったいないと思い、このような形で書いてみました。
思っていたより大分長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださった方もありがとうございました。

 

 

もらいびウインディ覚書

こんばんは、かよです。

剣盾で初めてポケモンのストーリークリアして、先月(12月)末に対戦デビューしたのですが、そのときはレンタルパーティで、今回初めてパーティを作ってみましたので記事にしてみました。

初心者の書いてることなので、慣れてる方には既知の内容がほとんどかと思うのですが、考えてたことなど整理する意味でもいいかなと思い書いてみます。

f:id:howaitodo:20200118044253j:plain

 

やりたいこと:もらいびウインディを使いたい

これだけです。捕まえた強そうなウインディ f:id:howaitodo:20200121195700p:plain が特性「もらいび」だったので。
ダブルバトルでは威嚇のウインディは多かったですが、もらいびは全然みないですよね。参考になりそうなパーティも見当たらないので、自分でパーティを考えるところから。(途中でBPショップで特性を変えれるアイテムが売ってることのに気づいたけど見なかったことに・・・)

もらいび:ほのおタイプの技のダメージや効果を受けず、以後自分のほのおタイプの技の威力が1.5倍になる

これを活かすにはどうしたらいいのか?

 

最初に考えたのは、ダブルバトルで味方にほのおタイプの技をかけてもらう方法でした。

1.5倍という微妙な上昇なので、使うとしたら敵も攻撃しつつ味方にも飛ぶような技がいいかなと思い技を探したところ、「ふんえん」という技を見つけましたが、なんと使えるのは2体だけ。ブースターとコータスです!

しかし、この2体はウインディより素早さが低く、ふんえん→もらいび発動→ウインディが攻撃という流れに自然につなげるのが難しそうで、イマイチだなと思いました。
あれこれ手間をかけて発動させるほどのメリットもなさそう。

 次に考えたのは、相手がほのお技を撃ってきそうなタイミングで、ウインディに交換してもらいびで無効化(&ほのおの威力強化)をする、という方法でした。(今回採用したものです)
このやり方では相手がほのお技を撃ってきそうな状況を作り出す必要があります。

既に試してる人がいるだろうと思い、「もらいび ウインディ」みたいな感じで検索したところ、ナットレイ f:id:howaitodo:20200121200009p:plainというワードを見つけました(このwikiだったかな…→)くさ・はがねタイプのポケモンで、半減以下の技が10種類もあり、物理耐久が高いこのポケモンをみたら、ほのおタイプの技(4倍弱点)をほぼ間違いなく撃ってきそうな気がします。

ダブルバトルだと2体いるうちのどちらに相手が技を撃ってくるか分かりづらいため、シングルバトルで考えてみることにしました。

しかし、まずはほのお技を使うポケモンを把握しないといけないので、シングルバトルの前シーズンのランク構築記事を掲載している、ぽけっとふぁんくしょんさんでリサーチ。※このサイト初めてみたとき感動してしまいました。上位の人大半が構築記事を書いているのはすごい。そういう文化なんだなと思いました。
上位30位までの掲載されている23パーティのうち、ほのお技を持っているポケモンの採用数は以下の表とおり。
(〇はパーティに採用されているがほのお技なし)

f:id:howaitodo:20200122012529p:plain

すべての構築に、必ず1体はほのお技を使えるポケモンが採用されていることが分かります。
採用率が高いのはドラパルト、トゲキッスサザンドラヒヒダルマカビゴンとなっており、カビゴン以外の4体はほぼ確実にほのお技を持っていることが分かります。
よって、ナットレイとこの4体が対面したときに、ウインディを繰り出して、この4体を処理するルートができていれば、優位に立ち回れると考えました。

倒せるかを判断する必要がある、ってことはダメージ計算が必要ですよね・・・。(先月のダブルはだいたい1撃で倒せるようなレンタルパーティだったので雰囲気でやってましたが、さすがにウインディ出したのに倒せないと悲しいので試しにやってみることに。)

ダメージ計算には以下のものを使用。

Soldier Calc|ダメージ計算機 for ポケモン ソード・シールド

なお、ウインディポケモン徹底攻略の育成論(この記事→)を参考に技はフレアドライブ(ほのお)、ワイルドボルト(でんき)、インファイト(かくとう)、じゃれつく(フェアリー)、
性格はようき(素早さ↑特攻↓)・努力値A252、B4、S252振りとしました。
性格と努力値は下のように検討した結果、結局最速型となりました。
(持ち物はいのちのたまではなく、たつじんのおびとしました)

以下、考えたりしてたことを書いたらかなり長くなってしまいましたが、結論からいうと、ドラパルトやトゲキッスを倒すのに、ちょっと火力が足りなさそう。

■vsサザンドラ

素早さと火力(特攻)に特化したタイプが多く、フェアリータイプが弱点のため、
A30くらい振っておけば、じゃれつくで確定1発。
素早さはサザンドラの方が上で最速が多いため、1発耐えることが前提となります。(被ダメージは下で計算)

■vsヒヒダルマ

同じく素早さと火力(攻撃)に特化したタイプがほとんどで、ほのおタイプが弱点のため、フレアドライブで確定1発。

■vsトゲキッス

同じく素早さと火力(特攻)に特化したタイプが多いが、たまに「じゃくてんほけん」持ちの耐久を強化したタイプがいるため注意が必要。

トゲキッス(B4振り)に対しては
・A252振りで、もらいび後のフレアドライブで乱数一発5/16。ちょっと足りない。
(ダイバーンなら確定一発かと思ったけどツールで対応してない。もしかしてもらいびの効果がかからない?)
・いのちのたま(ダメージ*1.3)を持たせればもらいび後のフレアドライブ確定一発。
・ダイサンダー(130)はたつじんのおび(ダメージ*1.2)を持たせれば確定1発。
 (ワイルドボルトでは確定2発)

素早さは最速(ようき、S252)にしておけばウインディの方が上だが、
トゲキッスがダイジェット1回撃つと抜かれるため注意が必要。

トゲキッス(H252振り、B252振り)に対しては、もらいび後のフレアドライブで確定2発。A252振りでいのちのたま(ダメージ*1.3)を持たせればワイルドボルトで確定2発。ダイサンダー1発では足りない。このタイプの場合、相手の攻撃を1回耐える前提となる。

■vsドラパルト
同じく素早さと火力(攻撃または特攻)に特化したタイプが多いが、たまに「じゃくてんほけん」持ちの耐久を上げたタイプがいるため注意が必要。

ドラパルト(B4振り)に対しては
・A252振り・性格をいじっぱり(攻撃↑特攻↓)・命の珠(ダメージ*1.3)でじゃれつく確定1発。
 ようき(素早さ↑特攻↓)だと火力がちょっと足りない。
 素早さもドラパルトのほうが上のため、2回攻撃するには2回耐える必要がある。ダイマックス切らないと難しそう・・・。

<被ダメージ>

■vsサザンドラ
サザンドラが採用している技としては、あくのはどうりゅうせいぐん、ラスターカノンなどがあるが
いずれもウインディの弱点技ではないため、特にHP、特防を上げなくても1撃は耐えられる。

ダイマックスされてもおそらく1撃は耐えれるため、こちらもダイマックスして2発目を耐えるか
ウインディをひっこめて再度ナットレイを出す(1発耐える)→まもる使用でダイマックスを切らすかという流れとなる。
※今計算したらダイドラグーンで性格補正(特攻↑)があると、乱数一発(10/16)ということに気づいた。
 ただサザンドラは素早さ優先の性格にしていることが多いと思うのでそれほど気にしなくてもいいかもしれない。あとダブルだと「だいちのちから」を採用していることがあり、その場合ダイアースで確定1発だった…。

■vsヒヒダルマ
ほぼ間違いなくこだわりスカーフ(素早さ*1.5)orこだわりハチマキ(攻撃*1.5)で同じ技しか出せないため、ほのお技を出したタイミングで繰り出した場合には、相手は引っ込めるかダイマックスを切るかの2択である。
こだわりハチマキの場合は、ウインディが最速(性格陽気、S252)であれば先手をとれるため、ダイマックスを切られても問題ない。(もらいびフレアドライブ強い・・・)※今気づいたがウインディヒヒダルマは同じ素早さなので、どちらもようきの場合、先手をとれるか怪しい
こだわりスカーフの場合は相手が先手となるため、地面技や岩技を持っている場合、ダイアースやダイロックで確定で落ちてしまう。こちらがダイマックスしても乱数で落ちる(ダルマの性格がいじっぱり(攻撃↑)だと9/16)のため、ナットレイに戻すほうが無難かもしれない
※地面技(じしん)を採用していないダルマも割といるので、ハチマキorじしんなしを祈りながらフレアドライブを撃つ場面が多かった。(今思えば、ダルマがいる場合は地面技を受けれるアーマーガアを選出したほうが安定したのかもしれない。あまり考えずにナットレイウインディで選出していた)

■vsトゲキッス
トゲキッスが採用している技としてはエアスラッシュマジカルシャインくさむすびあたりで、ウインディの弱点技はない。

基本1発は耐えれそうなので細かい計算はしなかったが、ダイジェットされると次ターン先手を取られる点には注意が必要。

■vsドラパルト
物理型ならドラゴンアロー、ドラゴンクロー。特殊型ならシャドーボールあたりか。
ダイマックス技(ダイドラグーン、ダイホロウ)を受けても1発は耐えれるが、
相手のほうが早く、2発耐えるのは難しいため、1撃で倒せるかがポイントとなる。

という感じで、素早さも火力も耐久もほしい、みたいな難しい感じに。
そもそも、もらいびのあとに使うのがフェアリー技(じゃれつく)ならもらいびじゃなくてもいいのでは?という気もしましたが、無傷で出せる、というところが強いはず…。それにキョダイマックスリザードンとかも今シーズンから解禁されたから、もらいびが活躍しやすい環境ではあるはず。

https://yakkun.com/swsh/theory/n279
↑の記事にもあるように、ヒヒダルマドリュウズギャラドスの速度が上回れるよう(スカーフには注意)
素早さは最速としたいが、ドラパルトが倒せないのが気になる・・・

と、他の構築記事を見ていたところ、バンギラスf:id:howaitodo:20200121201039p:plainステルスロックをまく、というものが。

ステルスロック:使用後、相手はポケモンを交代する度に、出てきたポケモンは最大HPの1/8のダメージを受ける。

ステルスロック+すなおこしでおこした砂ダメージ込みなら、ちょっと足りない分が補えそう!ナットレイやどりぎのタネでじわじわ削るのとも相性がよさそう!

また、バンギラスステルスロックをまいてアーマーガアf:id:howaitodo:20200121201212p:plainがビルドアップを積むという構築
http://yinyangpoke.hatenablog.com/entry/2020/01/01/162208
もあり、アーマーガアもほのお技撃てるポケモンの選出誘導によさそう、と思っていたのでそのまま採用することに。地面タイプに強いのも欲しかったのでちょうどよさそう。

残り2体は、特殊アタッカーが必要かなと思い、どんなのがいるかなとランク上位の構築記事を見てたのですが、シングルだとドラパルト、サザンドラトゲキッスくらいしかいない・・・。ダブルでよく見るエルフーンやブリムオンは、シングルの環境では耐久が厳しいのかもしれません。
水タイプは割といそうなのですが、水がいると相手がほのおタイプの選出を避ける可能性があるため、今回はドラパルトf:id:howaitodo:20200121201338p:plainを採用することにしました。

最後はミミッキュf:id:howaitodo:20200121201130p:plain。一回つるぎのまいをできれば相手によっては全抜きできるほどの強さがありそうなのでとりあえず採用。

本当はギャラドスがいるとバランスがいいかなと思い準備してたのですが、バトルチームを登録しようとして7体いることに気づき、不採用に。
ドラパルトは最初かみなりを覚えてたのですが、水技もほしかったのでハイドロポンプになりました。

本当はウインディ以外もダメージ計算しておくとよかったかもしれませんが、努力値振りと持たせるアイテム決めるためにダメージ計算してるだけで1週間くらい経ってしまったので、とりあえず割り切って対戦してみることに。

 

結果

f:id:howaitodo:20200121012241j:plain

3戦(2勝1敗)はレンタルパーティで少し対戦していたため、それ以外の70戦で38勝32敗。(ビギナー級(ランク2)→マスターボール級)

対人戦デビューして2回目(シングルはほぼ初)ということを考えればまぁまぁの成績かもしれませんが、構築レベルで問題がありそうな場面が割とありました。

 

使ってみた感想:
ナットレイをみるとほのお技を撃ってくるというのは思いのほか決まった。ただ、ビギナー級はよく分からないポケモンが多く、全くといっていいほど機能しなかった(5敗くらいした)。モンスターボール級あたりから上で想定してたポケモンが出てきた。

バンギラスに弱点保険持たせておけばとりあえず強そうみたいな感じで持たせたけど、実際ものすごく強かった。(ハイパー級くらいになると弱点技を撃ってくれない人もでてきた)バンギラスナットレイだけで倒してウインディの出番がない試合も結構あった。

ナットレイウインディの流れ以外にも、相手が格闘タイプのときにナットレイ→ドラパルトという流れができた

やどりぎのタネ(命中90%)が割と外れる

ウインディギャラドス倒せるのが本当に強かった。あとダイフェアリーであくびとかマヒに対応できるのもよかった。

反省点:

サニーゴに完封された。ちからをすいとる、ってHP回復するんですね…。
 (初手サニーゴ出された試合は4回ほどあったが、2回目以降はアーマーガア出して初手挑発するようにしたら勝てた。)
・鉄壁ボディプレスアーマーガアが倒せなくて3回くらい負けた。こっちも同じほうがいいかもしれない。
・格闘が思いのほか採用されており、火力があってつらかった。バンギラスが格闘4倍弱点なことに数戦してから気づいた。
 スカーフダルマにばかぢから→ダイバーン→ダイアースみたいな感じで3ターンキルされたこともあった。
 ギルガルドとかローブシンとかもいて(ダブルの感覚だとトリックルームを警戒してしまうが結局1度もみなかった)
 バンギラスが一発、ナットレイも2発とかで倒されてしまった。

・水ロトムが多い!そして固い。

ナットレイ対面でりゅうのまいを使うバンギラスや、ダイナックルで火力をあげてくる格闘タイプなどが止まらなくなることがあった

・ダイナックルで火力を上げたドクロッグにふいうち(先制技)撃たれて負けた試合が2回あった

・まもるが連続で決まりにくいのは知っていたが、まもる→ダイウォールでダイウォールが失敗した。同じ技扱いなんですね

・ドラパルトの技を適当に選んだので使いづらかった(特にゴーストダイブ)。アイテムもたまたま開いてたページのきのみを持たせたけどバトンタッチ用だったので全く活躍しなかった。地面技が地味に辛かったのでふうせんとか持たせるといいかな

・火力不足で試合時間が長くなりがち。盤面有利そうとはいえ時間切れで勝った試合もあった。盤面不利(こちらが2体で相手が1体だけどどうやっても倒せなさそう)でも、TODできそうな試合が2回ほどあった。やらなかったけど…。

ナットレイドリュウズが対面するとどうなるのか分からず、つるぎのまいとか使われるとヤバそうだなくらいに思っていたのですが、実際ドリュウズと対面した4戦で使われたのは、即座につのドリル(30%即死)が2回、じわれ(30%即死・地面技)が1回だった。怖すぎる(2回倒された)。なお残りの1戦は、最初殴ったあと引っ込めたので即死技がないのかと思いきや、1対1になったときにつのドリルを使ってきた(決まらなかった)。ドリュウズ対面は厳禁。

と、いろいろ課題も浮かびあがってきましたが、やりたいことはできたので楽しかったです。

正直にいえば、これだけ考えたんだから低ランク帯ならもうちょっと勝てるかなとか思っていたのですが、こうして書き出してみるとウインディ以外が適当だし(ウインディも怪しい)、環境もダメージ量もあまり分かってなかったので甘かったですね。

とはいえ、このパーティには根本的な問題があって、上級者には通用しないだろうなという思いはありました。

・不必要な択読みが発生すること(ほのお技を撃ってくるかどうか)

 →上手い人の動画を見てると、○○の可能性もあるから~という話をしてたりするので、ウインディがもらいびの可能性をケアしないはずがなく、下手したら択にすらならない可能性も高そう

・交換により、こちらの選出した3体が早々に分かってしまうこと

 →例えば

  自分:バンギラス、相手:ギャラドス

 ⇒自分:ナットレイ、相手:ギャラドス

 ⇒自分:ナットレイ、相手:トゲキッス

 ⇒自分:ウインディ、相手:トゲキッス

 みたいな感じで、自分が3体出したのに、相手は2体しか出してない、みたいな感じになり、相手のほうが詰ませるルートを考えやすくなること。

上記の2点がある以上、たとえ格闘とか地面とか鋼の耐久型への弱点を改善したところで上のランクにいけばいくほど苦労することになりそうなので、このあたりが採用されにくい理由かなと思いました。

そんなわけであまり強い構築とはいえないものではあると思いますが、最初に作るのはやっぱり自分が使っていて楽しいものにしたかったのでよかったかなと思います。

(あと、BGM「バトルタワー」が好きすぎてずっと聞いてられるのも大きかった。undertaleのToby Foxさん作曲らしい。)

1度だけ、おそらく1度対戦した相手と再戦したときに初手リザードンを出してきて、ウインディを出したら岩技使ってきたのでとっても楽しかった。やっぱりある程度知った人と対戦できるほうが面白いな・・・と思った瞬間でした。もう少し使えるパーティを増やしておきたいですね。

思ったより長くなってしまった上に、よくみる構築記事とはだいぶ違う感じになってしまいましたが、ここまで読んでくださった方はありがとうございました。