シーズン17振り返り(2021年4月)

こんばんは、かよです。

先月もダブルバトルを中心にそこそこランクバトルで対戦してましたので、振り返りも兼ねて書いてみようと思います。

 

ちなみに先月の戦績は ↓ の画像のとおり5桁でした。ずっと勝率5割くらいで推移していたのが構築見直しながらだったからか最終日の朝に潜ったからか大きく負け越してしまいましたが、ポケモンジャパンチャンピオンシップス(PJCS)2021の予選もありましたので、記録も兼ねて書いてみます。

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シーズン17のルール

シリーズ8(2021年2月から4月まで)の3ヶ月間は伝説のポケモンを1体までパーティに入れることができるルールでした。
剣盾のザシアン、ザマゼンタ、ムゲンダイナのほか、追加コンテンツ「冠の雪原」に出てくるバドレックスおよびダイマックスアドベンチャーで捕まえることができる過去作の伝説ポケモンすべて入れることができます。
(ミュウなどの"幻のポケモン"は使えません)

8世代にもなると伝説ポケモンも過去作と合わせ30種類くらいいるようで、色々見れて楽しそうだな~と思っていたのですが、

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↑ぐらいのザシアンの印象でした(個人の感想です)実際には時期により変動があり、ダブルは最初はバドレックスやカイオーガが多かったり、シングルではムゲンダイナも割といたりしたようです。

 

シングルバトル

ひでちゃんさんの瞑想+鉄壁ネクロズマ、4ウェポンディアルガ、スカーフカイオーガのパーティをお借りして3ヶ月連続マスターボール級に。ネクロズマは環境にあまりいない型だったのか、ほとんど負けなしで上がることができました。

ちょうど2月に使った少し後くらいに食べのこしを持った耐久型伝説が積み技を使うと強いという話もみましたし(喰い断さんの動画→ )一般ポケモンでは太刀打ちできない強さになるのですごいですね。
ディアルガはかなり苦戦したのですが、ハピナスに対抗するためのりゅうのまいと物理技を積んだラプラスが採用されていたりと面白かったです。

(参考)ひでちゃんさんの記事
ネクロズマ (こちらのラプラスのところがエースバーンでした)
カイオーガ


ダブルバトル

2月はよくわからないので様子見をしていて、レンタルパーティを使って数戦してみたもののしっくりせず。とりあえずカイオーガとバドレックスの範囲攻撃を対策する必要がある、ということだけは分かりました。


3月はこちらのパーティでマスターボール級に。

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重力などの技を使ってグラードンだんがいのつるぎを必中にできないかな・・などと重力を使うポケモンを調べていたりしたら、どういう経緯だったか「ノーガード 一撃必殺」というワードが検索で出てきたので調べたところ、特性がノーガード(お互いに技が命中率・回避率に関係なく必ず命中する)のポケモンが一撃必殺技を使うと、通常は命中30%なのに必中になるとのこと。伝説戦において使えるのでは??

twitterで「ノーガード 構築」で検索すると先人の知恵が出てきたのですが、過去作ではじわれを覚えるランドロスぜったいれいどを使えるアローラキュウコンがなりきりという技で特性を変えることができた模様。しかし今作では使えなくなっており、他になりきりやスキルスワップを覚えるポケモンを調べたのですが、一撃必殺技を使えるポケモンが1匹もおらず念入りなバランス調整を感じました。時代を間違えたかも・・・。
しかし、やはり一度は使ってみたかったので、お試しで組んだのがこちら。

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殺意溢れる構築ができました。
スキルスワップ要員にはねこだましやあくびを使えるニャオニクスを、ノーガード要員にはワイドガードカイオーガやバドレックスの範囲攻撃を防げるニダンギルを採用しました。

見た目は結構好きなのですが、使ってみたところランドロスはそれほど耐久力がなく、スキルスワップ後に即死技をあまり撃てないことと、キュレムは普通にふぶきを撃つだけで相手が2体倒れるくらいの火力があることが分かり、即死技はスイクンのみにした上のバージョンに変更しました。あとニャオニクストリックルームを覚えることもあり挑発を撃たれることが多かったのでメンタルハーブにしています。耐久振りだとタスキがなくても意外と耐えてくれました。ですが、それでもスキルスワップ×2が決まるのは4~5戦に1回程度といったところでした。ただ、古来より存在するらしい零度スイクンは美しいし、決まるととても楽しかったです。


なお、剣盾ではとくせいパッチという、夢特性に変更するアイテムが入手できるようになったので、スイクンねこだましを無効にできる特性せいしんりょくのほうがいいかなと思い、少し使ってみてから判断しようと思ったのですが、スイクンが凍ったままラスト1体になったときに、推定こだわりメガネのムゲンダイナがPP切れて悪あがき×4くらいで倒れていった試合の印象が強烈すぎて(その間8ターンくらいスイクンは凍ってました)特性プレッシャーのままにしておくことにしました。
ただ、キュレムの隣にスイクンは強いと思っていたのですが、ゴリランダーやレジエレキが思っていた以上に辛く、追い風を押したいときに動かせないことが多かったのが悩ましかったです。

 

ちなみに重力を使用したパーティについては、キヌガワさんがキョダイイオルブを使ったパーティの動画を上げてました(→)。こういうのをやりたかった・・・(パッチラゴンまで技が必中になっていてさすがという感じでした)

なお、相手の回避率を下げる「あまいかおり」という技を活用したパーティも喰い断さんの動画で紹介されていました(→)。重力パ自体が弱体化されてるんですね

4月

PJCS予選もあるということで、3月にも使っていたホワイトキュレムを入れたパーティを使おうと思いました。
シリーズ8のパーティの構築記事をたなかさんがまとめてくださっていましたが(まとめ記事→キュレムは記事が少なく、どこから手を付けたらいいのか分かりませんでした。

とりあえず、3月に使用したパーティはザシアンに全敗していたため、リザードンコータスを採用したやましょーさんのパーティ(f:id:howaitodo:20210504024159p:plainf:id:howaitodo:20200308185017p:plainf:id:howaitodo:20200409230401p:plainf:id:howaitodo:20210504024128p:plainf:id:howaitodo:20210504195246p:plainf:id:howaitodo:20200415210428p:plain)を見かけたため、同じ並びにしてみることに。(やましょーさんの動画→

キュレムコータスが辛いと思っていたのですが、キュレムは別にコータスきつくない、とおっしゃっていて考え方が変わりました。ただ、ダイマックスしないリザードンや非トリル下のコータスが上手く動かせず、マスターボール級まではいけたもののそのあとは連敗してしまいました。
他4体の使い勝手はよかったのでそこはそのままにして、いかく2体を採用したパーティにすることにしました。(海外の方が使っているパーティを見かけたことがあったため)

予選使用パーティ

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スタート地点の1500前後をいったりきたりして、42戦目にしてようやく1540まで行ったところで3連敗して22-23で終わりました。何度か予選に参加してますが、発売から一年以上経っているからか、ものすごくハードになっている印象があります。1戦もやっていない人よりも下というのはなかなか凹みましたが、予選抜けしたビ〇ラさんは20勝だけど私は22勝してるし、と言い聞かせることにしました。ちなみに45戦で物足りなくて、もう1つのロムでも10戦くらい潜ってました。こちらはあるくさんのキュワワー+弱点保険カイオーガ(記事→)を真似して作って使いましたが楽しかったです。(こちらは1500より少し上くらいでしたが、選出をキュワワーカイオーガで徹底したほうがよかったみたいです。構築者の方はあと一歩で予選抜けだったようで、パワーのある構築だったようです。)

一応使った構築のメモを。

〇ホワイトキュレム

能力補正:ひかえめ(A↓C↑)
特性 :ターボブレイズ
実数値 :225-x-111-214↑-141-129
努力値 :H196 B4 C36 D164 S108

伝説は耐久振りが強いと聞いていたのですが、調整先が分からなかったのでポケ徹さんに投稿されていた調整(→)をそのまま採用しました。世の中にはCS振りのキュレムしか見かけず、理由が分からないままずっともやもやしていました。のちにてだすけエルフーンを採用した時に、てだすけダイバーンでメタグロスを倒しそびれて負けた試合が1度あったくらいで、それ以外で火力不足感は特に感じませんでした(気づいてないだけかもしれませんが)

素早さもどのみちウーラオスは抜けないしグラードンディアルガは耐久振りが多かったし、ロトムあたりが抜けているのでいいかなという感じでしたが、準速ならフシギバナや準速ランドロス(霊獣)が抜けるのでそのあたり意識なのでしょうか。
特防ではなく防御を上げれば、ようきウーラオスインファイトを耐えるようなのでそのほうがよかったかもしれませんが(ウーラオス相手に守るを押してワンパンされるのをランクで2回ほどやらかしました)ハチマキも結構いるし削れたあとに後発から出てくることも多いので、ダイアースの特防上昇の恩恵が大きいかなと思いました。あとほのお技の方が使い勝手がいいと思いドラゴン技を切りましたが、これも正解が分かりませんでした。

 

エルフーン
能力補正:おくびょう(A↓S↑)
特性 :いたずらごころ
実数値 :159-x-105-106-95-185↑
努力値 :H188 C68 S252

追い風要員。初手でエルフーンが対面することが多いので最速に。(それでもランクだと初手挑発を撃ってくる人が割といるので怖かったです(大体負ける))
悪ウーラオスマジカルシャインでワンパンできるくらいまで特攻を伸ばしているのが使い勝手がよかった。タスキはウーラオスに持たせたので残りはHPに振りました。他に特に持たせたいアイテムがなかったので火力増強アイテムに。

てだすけとまもるはどちらを採用するか悩みましたが、ねこだまし持ちが多いのでまもるに。

アンコールは、上のキヌガワさんの動画を見て、ザシアンが守るをしたところにアンコールをする動きが強いと思い採用。ガオガエンを出すとねこだまし対策にほぼ間違いなく守るを押してくれるので、そのタイミングでエルフーンを出す(守る)ことでザシアンを置きものにすることができました。アンコールエルフーンはたまに流行るようなのですが、この環境にはあまりいなかったので、剣舞グラードンなどにも刺さってました。
本当はトリックルームを撃たれたときの返しにも使えるかと思っていたのですが、トリックルームを撃ったあとにダイマックスしてくる伝説ポケモンには使えなかったり(ダイマックスされると効かない)、交換やサイドチェンジで対応されることもあり、トリル対策としてはいまいちでした。
ちゃんと挑発持ちは入れておいた方がよいと思いました。

〇レジエレキ おくびょうHS
〇ウーラオス(悪) ようきAS
このあたりも環境に多いので最速にしました。シンプルに強い。

ガオガエン
能力補正:わんぱく(B↑C↓)
特性 :いかく
実数値 :201-135-154↑-x-110-84
努力値 :H244 B236 S28
伝説戦のガオガエンの素早さは84がいいと聞いたので(→)84にして、残りは耐久に振りました。
特防に振ったほうがいいのか悩みましたが、キュレムを特防に厚くしたのでこちらは物理型と戦えるよう防御に振りました。
先月気づいたのですが、いままで使ってたガオガエンの性格が全部ずぶといになってたんですよね・・・。そんなに使ってはなかったけど、フレアドライブの火力が落ちていたようです。

ランドロス
能力補正:いじっぱり(A↑C↓)
特性 :いかく
実数値 :188-198↑-110-x-103-134
努力値 :H190 A116 D20 S182
以前チョッキを着せていたのの使いまわし。おにびやねむりごなが飛んでくることが多いので持ち物はラムのみにしました。


反省点

・オーロンゲが多かった(壁貼りはそこそこいそうと思ったけど、だいたい電磁波かこわいかおを持っていてキュレムに撃ってきた)(8回出てきて3-5)
ブラッキーがきつかった。ウーラオスを出せば大丈夫と思っていたが、隣のオーロンゲのソウルクラッシュがものすごく痛かった。
カプ・レヒレが思っていたよりも多く、きつかった。めいそうで詰むこともあった。
エルフーンいたずらごころをトレースしてかいでんぱを撃ってくるポリゴン2もいて、キュレムダイマターンが枯らされてしまうことがあった。

と、環境の把握ができてなかったです。また、ウーラオスも悪タイプが大半だろうと思っていたのですが、悪技の通りが悪いので水で採用する人も増えていたというような話もあり、予選抜けした人の構築記事や動画を見てると1歩先、2歩先まで対策してある構築ばかりでした。

なお、肝心のザシアンには、アンコールで何とかなった試合もありましたが、残数削りきれず交換で対処されてしまうなど立ち回りでカバーされてしまうこともありました。また、いかく2匹でぐるぐるしようにも、3回いかくを入れたザシアンに急所引かれて負けたり、よく一緒のパーティにいるラプラスにまとめて倒されたりするので出しづらく、また、隙をみてザシアンにみがわりを撃たれてしまうこともあり、立ち回りが難しかったです。(対ザシアンは9回当たって4-5)

その後は挑発持ちのカプ・テテフねこだまし持ちのゴリランダーを入れてオーロンゲやブラッキーラプラス、ポリゴン2あたりに動きやすいようにしたり、てだすけエルフーンを試したりしてランクに潜ってましたが、バドレックスにキュレム以外がまとめて薙ぎ払われ、あちらを立てればこちらが立たず、の状態に。

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最後にウルガモスも試してみて、ザシアンやウーラオスアクアジェット起動のセキタンザンのような味方殴り弱点保険やギミックパーティを相手に気にせずに動けるようになったのはよかったですが、耐久が心もとなく使いこなすのはやはり難しそうでした。

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という感じで、結果は残念でしたが、最終日まで潜るくらいは楽しかったです。予選抜けた方の構築記事や動画を見てたらオーロンゲ+ウルガモスキュレムのような並びがあったり、珠レジエレキがダイマックスしてザシアンを倒す構築などもあったようで、私の知らないパーティもまだまだあったようです。また、私と同じく剣盾から始めたはずの方がレシラムを使って見事予選抜けしていたりして、とてもまぶしいのですが、まだしばらくは楽しめそうなのでまた懲りずに潜ってみようと思います。

長文でしたが、ここまで読んでくださった方もありがとうございました。